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[保険] 会社を強くする保険活用法

会社を強くする保険活用法

Q:会社のリスク対策や退職金準備の為に生命保険を活用する場合、どの様な保険を選ぶべきでしょうか?

目的に合う保険で含み資産形成を!
1.保険加入の主な目的と必要保障額の考え方。
(1)社長に万一の場合に備えて事業継続資金の準備:
必要額=「(月額人件費・固定費・借入金返済額)の6か月分+退職金+短期借入金+仕入債務」程度
(2)社長の退職金の準備:役員退職金規定に従い一般に
 「最終報酬月額×役員在籍年数×功績倍率(2~3倍)」
(3)社長に相続発生時の事業継承資金の準備:後継者の自社株相続時に、会社に自社株を買取らせて、納税資金を捻出する為の株買取資金(事業継承資金)

2.含み資産作りに有効な保険とは。
1)(1)の目的には定期保険(全額損金、保険料が安い、解約返戻率はほぼ0%)と養老保険(2分の1損金、100%近い解約返戻率)が適します。
2)(2)・(3)の目的には、逓増定期保険と長期平準定期保険が適します。

【逓増定期保険】保険金額が保険期間経過に応じて逓
増するのが特徴。保険期間の設定により、全損処理
も可能。解約時期により70~90%の解約返戻率。
返戻率ピ-クは5~10年。

【長期平準定期保険】保険金額が一定、保険期間が一般定期保険より長く、解約返戻率が高いのが特徴。
保険期間の前半6割まで保険料の1/2を損金処理。返戻率ピ-クが比較的長く、100%を超えるケ-スも。

3.留意点
1)含み資産部分は解約時に利益となるので、退職金等支払時期に解約すべきです。
2)保険料を年払契約にすれば決算対策にもなります。
3)短期解約のロスを避けるため、役員保険の加入か
ら先に検討すべきです。

本誌:2004年10.11号 47ページ

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