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[生保] 夫婦年金の税金は

 Q夫婦年金で毎年受け取る年金の税金はどうなるのでしょうか?事例を挙げて教えてください。

所得税・住民税の課税対象に

 事例 10年保証期間付の夫婦年金を夫60歳(妻55歳)から受け取るもので、年金年額45万円(基本年金40万円+増額年金5万円)、保険料払込合計額890万円で、夫が契約者として保険料を負担しており、夫が71歳で死亡したケース。

A.60歳から受け取る年金は、受取人である夫の所得税(雑所得)・住民税の課税対象になります。夫婦年金とは、夫婦のどちらかが生きている限り受け取れるものです。夫婦年金には、(1)はじめから夫婦年金として加入するタイプ(2)通常の個人年金保険から移行するタイプ(3)終身保険などから移行するタイプがあります。
 
 商品としては、通常の個人年金保険と同じような形態なので、税金の取り扱いについても考え方は同じです。ただし、雑所得の必要経費の計算上、夫と妻の余命年数のうちいずれか長い方を選ぶことになります。

夫が60歳から受け取る年金にかかる税金

(1) 年金支給日の余命年数
夫(60歳)…19年 いずれか長い年数→27年
妻(55歳)…27年 

(2) 必要経費
年金年額(基本年金+増額年金)×払込保険料の合計額

45万円 ×(890万円÷(45万円×27年))=33.3万円(年金の総支給見込額)

(3)雑所得の金額

45万円(総収入金額)-33.3万円(必要経費) =11.7万円(雑所得の金額)

夫が71歳で死亡した場合の税金

年金受給権の評価額が相続税の課税対象になります

45万円(年金年額)× 2倍(評価倍率)=90万円…相続税の課税価格に算入

 岡山県生命保険協会
 岡山市駅前町1-9-15明治安田生命ビル6F

本誌:2004年10.11号 43ページ

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