WEB VISION OKAYAMA

特集ミムラ

機密書類を定期回収処理 電子媒体出張処理も開始

  • シュレッドボックス(左)とシュレッダー搭載車

 古紙回収業の(株)ミムラ(岡山市豊成1-8-8、三村和也社長、資本金2000万円)は、10月、不要機密書類の定期回収・処理サービスの展開を本格化した。また、CD-ROMなど電子媒体の出張処理サービスも同時期に開始。個人・社内機密情報の保護をサポートする事業を次々に展開している。

 定期回収・処理サービスは、顧客の事務所などにスチール製の回収用密閉ボックス「シュレッドボックス」を設置し、定期的に内蔵された専用袋を回収、(財)日本品質保証機構(JQA・東京都)のリサイクル処理センタ安全対策適合認定を受けた処理施設「ジオックス」で処理するもの。

 ボックスはA4用紙で7000枚を収納。鍵付きで、逆さにしても書類を取り出せないよう逆流防止弁を備え、廃棄書類の流出を完全に防ぐ。回収時は、顧客立会いのもと袋を施錠し、ロット番号を刻印したシールで封印。回収した機密書類は、指紋認証で入退室を完全管理した処理施設で徹底的に破砕、攪拌(かくはん)し、リサイクル原料として処理する。

 ボックスの導入費用は1台1万6800円(送料別)。回収費用はボックス貸し出し料、適正処理を保証する証明書発行手数料など全ての経費を含め月4935円(月1回回収の場合。2台目からは1台3570円)。

 一方電子媒体の出張処理サービスは、大型パワーシュレッダーを搭載した専用車両を顧客へ派遣し顧客の立会いのもとで電子媒体を処理するもの。同社では昨年9月に産業廃棄物中間処理施設としての許可を取得し産業廃棄物扱いとなる電子媒体の施設での処理を行っているが、持ち出し禁止情報の処理に対応したサービスとして展開する。

 対象は、CD-ROMなどの光メディア、磁気カード、ビデオテープ、レントゲンフィルムなどと機密書類。1分間でCD1000枚、磁気カード3000枚を処理する。また、室内での処理にも中型シュレッダーを持ち込むことで対応する。

 基本料金は1回1万5000円(岡山・倉敷市内)。電子媒体1㎏当たり300円、書類1㎏当たり50円が加算される。

 個人情報保護対策では、不要な情報を持たないことが重要。三村元博常務は「小規模事業所でも安心安全な機密媒体処理を導入できるよう価格を抑えた。今後も、情報セキュリティのサポートができるようニーズを捉えたサービスを提供していきたい」と話している。

本誌:2004年10.11号 31ページ
関連リンク:ミムラ

PAGETOP