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「志」を高く熱い情熱を胸に挑戦、実行を! “ふるさと”を想う気持ちが地域を活性化へ導く

 新緑が最も美しい時期。「目に青葉」といわれ、生きとし生けるものにとって最も萌える一番いい時。

1.環境が人を変える
 
 岡山市民病院を退職し、他の病院に移った人と出会った。生き生きとして美しい顔立ちになっていたので、おやっと思った。はればれとした顔を見てほっとした。

 やはり人は、職場や家庭など周囲の生活環境によって、良くもなり悪くもなる。「病は気から」と言われるが、真実をついている。本人は意識していなくても、周囲の諸環境がいつの間にかストレスになり体を蝕むのであろう。
 
 お金のために嫌々仕事をせざるを得ない人もいるが、働きやすく楽しく明るい職場で、私生活が満たされるならば何事もはかどるであろう。そのようにしたいし、そうあるべきであろう。

 まちで魂の抜けたような老人に出会うことがある。かつて権勢を欲しいままにしていた実力者のあの人…。しかし、年令に関係なく一線で働いている人は、体に張りがあり顔も柔和な中に厳しさと自信が漂っているものである。やはり勤労意欲を失ってはいけない。病気になり寝たきりになるのがオチである。

 退役軍人(?)は、私が関わっている“おかやま適塾”に参加し社会との結びつきを続けて欲しい。岡山で活躍されている人を中心に、話をして頂くよう構成している。いい話を聞くとともに自らも話さないと損をしますよ!忙しく時間のない人こそ、積極的に参加して欲しい。
 
2.有言実行をモットーに
 
 これからは、総理をはじめ首長等のリーダーは、自分がやりたいことを国民に公約(約束)し、それに基づいて投票により選ばれるべきだ。ただ単に「お願いします」と連呼するだけでは物足りない。公約した以上は実現に向け行動する責任がある。

 このことは、議員の先生諸氏だけでなく会社のリーダーやトップにおいても言えることである。株主や社員などへの社会的責務として必要なのである。

 「不言実行」が良いとされた時代もあるが、これだけ世の中が複雑多様化し、国民の意識が高くなれば、うわべだけでは共感を得ることは難しくなった。「やります」と公言した以上は、スピードの速い時代だから短期間にやり遂げること。約束を達成するのが当たり前の時代が来る。

 岡山市議会選で選挙公報が初めて発行されたが、具体的な公約を述べる人は少なかった。得票数は最低でも3000票以上ないと、市議会議員としての資格がないものと考えられる。すなわち2000票台の得票数で当選するようでは、議員活動に存在感が無いと思われてもやむをえない。

3.「ふるさと再生」の志を

 一極集中が進む中、小粒ながらきらりと光る地域がある。旭川市のあさひやま動物園、熊本県の黒川温泉、徳島県の上勝町の彩事業、滋賀県の黒壁などが成功例として知られている。いずれも志のある地元民が高い理想を持って挑戦し実現してきた。

 そこには、周辺の人達の支援や応援を得るだけの迫力とほとばしる情熱があったのだ。そして、それに応えて支えてやろうという気持ちと愛情が地域になくてはらならない。

 今、岡山市だけでなく各地で何とか我がまちを元気にしようという気運が盛り上がっていることは間違いない。郷土(ふるさと)を愛する気持ちから旗を掲げてまい進するリーダーが必要で、出現を待望する時が来ている。日本も見捨てたものではない。明日への希望と勇気を持って行動しようではありませんか!

(19・4・26)

本誌:2007年5.14号 33ページ

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