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ジャーナル玉野市・駅東創庫

宇野港周辺ににぎわい 体験型アートの拠点

  • 宮原浩平氏

 玉野市宇野港周辺の旧スペイン村予定地北側にオープンした体験工房「駅東創庫」(玉野市築港5-4-1)。美術館でしか接することができない“生の芸術”を間近で見られる施設として注目されている。

 既存倉庫(広さ1357平方メートル)を体験工房に改修したもので、同市で活躍する工芸作家ら7人が使用。作品の展示即売場「Gallery Minato」を備え、工房で完成した作品などを販売している。

 宇野港周辺のにぎわい創出を期待し、事業主の宇野港土地(株)(玉野市)が、使用していなかった倉庫を無償で貸与。今後、TSUTAYA玉野店などを運営する(株)ポール・ポジション(岡山市)が、同施設の一部を使用しライブを開催する予定。芸術工芸品に音楽を加え「アート」を切り口に集客を図る。

芸術品は「人類の宝」

 宇野港土地(株)社長の宮原浩平氏は、オープニングで「芸術品は人類の宝。作家さんに創作の場を提供し、芸術の発信基地として宇野港周辺のにぎわい創出につながれば」とあいさつした。

 使用していなかった大型倉庫を工芸作家らに貸し出し、同社が作品を仕入れ販売する。若手の工芸作家らが同一敷地内に工房を構え切磋琢磨することで、さらなる技術向上などが期待されている。「街に住む人にとってもアートと接することができ、大変インパクトがある」と評価する作家もおり、全国的にも希少な試みとして“化ける”可能性を秘めているという。

 同倉庫南には、所有する旧スペイン村用地(広さ5.1ha)が広がり、効果的な活用は「頭の痛い問題」だが、駅東創庫が予想を上回る効果を見せればアートを盛り込んだ用地開発も視野に入れているとか。

本誌:2007年5.14号 10ページ

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