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データ平成18年度岡山空港旅客便の利用状況

利用者数初の年160万人突破 東京、国際線が牽引役に

 岡山空港を管理する岡山県は、平成18年度の岡山空港国内・国際定期路線の利用状況をまとめた。東京線と国際線が牽引役となり、岡山空港定期利用者数は159万1805人で前年度比1.7%増。チャーター便と合わせた利用者総数は160万2789人で同1.8%増。開港以来初めて160万人を突破した。

 国内定期路線は、138万9866人で同0.1%減。前年度は季節運航(17年9~11月、利用者数1万2029人)していた仙台線が廃止されたほか、東京線を除く3路線も利用者数が減少した。東京線は4年連続で利用者数100万人を上回った。

 国際定期路線は20万1939人で同16.2%増。3年連続で過去最高記録を更新し、平成3年の国際線就航以来初の年間20万人を達成した。特に、堅調なビジネス需要を背景に上海線が大きく実績を伸ばしている。

 チャーター便は61便(片道ベース)、利用者数1万984人で同20.4%増。国際では旅客が中国や韓国、台湾など7地域に59便を運航、利用者数は1万686人で同23.2%増。ただし、前年度は大きく実績を落としていたため、前前年度ペースに戻った印象がある。貨物では、欧州からのボジョレヌーボー・ワインの輸入チャーター便が2便(約210t)運航された。国内は2便で298人、便数の減少傾向が続いている。路線別の状況は次の通り。

●国内定期路線
 【東京線】利用者数は113万1160人で同1.9%増。内訳は全日空が75万9338人で同1.1%増、日本航空が37万1822人で同3.5%増。搭乗率は、72.7%で同3.1ポイント増。昨年4月からの早朝便出発時刻繰り上げと、9月からの運賃値下げの効果が表れているようだ。

 【札幌線】利用者数は13万5209人で同4.3%減。搭乗率は66.5%で同1.7ポイント減。暖冬で流氷見学ツアーが減少するなど冬季の商品が低調だったのが影響した。

 【鹿児島線】利用者は2万9849人で同8.5%減。搭乗率は56.8%で同5.2ポイント減。九州新幹線の浸透が影響したものとみられる。

 【沖縄線】利用者は9万3648人で同1.4%減。搭乗率は81.9%で同0.9ポイント減。前年度からはわずかに減少しているが、修学旅行など安定した旅行需要で高い利用率を誇る。

●国際定期路線
 【ソウル線】利用者数は10万8552人で同14.6%増。竹島問題が薄れ観光需要が回復し、6年ぶりに10万人台となった。昨年4~10月まで機材が大型化されたことから搭乗率は63.3%で8.2ポイント減。

 【上海線】利用者数は7万5364人で同23.1%増で、平成10年の就航以来過去最高の実績となった。搭乗率は68.8%で同11.3ポイント増。前年度の反日デモによる落ち込みから回復したほか、ビジネス需要が堅調。

 【グアム線】利用者数は1万8053人で同1.3%増。搭乗率は56.0%で同0.7ポイント増。一部では、約9カ月間週4往復していた広島―グアム線の影響もみられた。

本誌:2007年5.14号 27ページ

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