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ニューフェイスクラレ理事岡山事業所長 大崎隆義氏

生き残り懸けて全力尽くす 「安全」「商品力」「人材」強化

  • 大崎隆義氏

 茨城・鹿島事業所長から4月1日付で就任。岡山事業所は、関連会社を含めた従業員数が約1600人に上る同社最大規模の基幹事業所だけに「全社的に与える影響も大きく、生き残りを懸けてしっかりやりたい」と表情を引き締める。新人時代に勤務した鹿島工場で、オイルショック後の厳しい時代を耐えた経験から「自分の信念でもあるが、一人ひとりが必死に考え努力すればできないことはない」ときっぱり。

 ビニロン、ポバール樹脂、エバール樹脂、人工皮革「クラリーノ」など、同事業所の主力生産品も原燃料の高騰で厳しい状況にあるが「ものづくりの現場は何らかの原理原則で成り立っており、アプローチ・解析をしっかりやれば難局は乗り切れる」と指摘。今後「安全の徹底」「商品力の強化」「人材のレベルアップ」―に力を入れる方針と言う。

 倉敷・旧中央研究所以来、23年ぶりの岡山勤務。「気候が温暖で食べ物もおいしく住みやすい」と印象を語り、キャリア30年以上のゴルフが近場で楽しめるのを楽しみにしている。読書好きで、たまたま「バッテリー」を読んでいたところに異動の内示があったそうで「暗示するものがあったのかも」と穏やかな笑みを浮かべる。


 富山県魚津市出身。昭和47年大阪大学工学部を卒業し、同年クラレ入社。鹿島工場の生産畑を中心に歩み、技術本部企画管理部長、機能材料事業部事業部長、鹿島事業所長などを歴任。ゴルフのハンデは18。読書は浅田次郎などの歴史物のファン。妻を鹿島に残し、岡山市内の単身赴任寮住まい。59歳。

本誌:2007年5.14号 23ページ
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