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ジャーナル大黒天物産(株)社長・大賀昭司氏

母校の50周年で記念講演 「転換」機に大きく飛躍

  • 母校で記念講演

 右肩上がりの成長を続けている大黒天物産(株)(倉敷市)の大賀昭司氏が、母校の玉野市立玉野商業高校創立50周年記念式典で「人生の転換」をテーマに記念講演し、「3、4年後に年商1000億円超を目指す」と力強く語った。

 講演は、入学から現在までの歩みが中心。29歳で独立し大黒天物産前身である食品卸の(有)倉敷きのしんを立ち上げたが「消費者に良いものをより安く提供しようと安く仕入れても、卸には小売店の価格設定はできない」と痛感し、小売りに参入した経緯を説明した。

 平成12年には、初めて自社で店舗開発を手掛けた「ディオ水島店」をオープンし、売り上げは当初見込みの2~3倍で推移。「(利幅を薄くし)良い商品を安く販売すれば買ってもらえることと、1つひとつのもうけは少なくても大きな利益を生むこと」を改めて実感。その3年半後にジャスダック上場を果たした。

 「金もうけだけでは、どこかむなしさがあった。人生を通じ多くの人に喜んでもらえることが人生を価値のあるものにする。社業を通じお客さんを幸せにしたいと考えるようになったことが転機となった」と人生の“壁”を乗り越えた経験を話し、後輩たちにエールを送った。

 ゼロから立ち上げた会社を年商523億円超(19・5期)に成長させたサクセスストーリーに、在校生ら500人超は熱心に聞き入っていた。

本誌:2007年11.19号 13ページ

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