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ジャーナル岡山市の区割り問題

区役所位置示さず答申へ 町内会の意見集約で決着

 岡山市の政令市移行を巡り、市行政区画等審議会(千葉喬三会長)は11月19日、区割りに関する答申案をまとめる。住民感情などを考慮し、区役所の位置を示さず、3~4区で決着を図る公算が大きい。旭川以東を単一区(B区)とする審議会案(3区案)に対する一部連合町内会長の反発は依然根強く、市連合町内会の“決断”が大きく影響しそうだ。

 審議会が8月下旬に示した中間まとめでは、区役所の位置を本庁舎(A区)、西大寺支所(B区)、旧岡山南警察署(C区)を候補地に挙げたが、市民説明会などを通じて本庁舎以外は反対意見が続出。このため、審議会内からは区役所位置を答申案に盛り込まず、付帯意見にとどめるべきとの意見が大勢を占めている。

 最終的には、「市当局と地域住民の合意で決めてもらいたい」(兼松久和副会長)と、11月7日の審議会でも、当局側が公共施設の駐車場など複数の候補地を紹介したが、新設の場合、分庁舎の工期(1年2カ月)などから、平成21年4月の政令市移行時に庁舎が未完成の恐れも。委員からは市の財政事情を踏まえ、「既存施設を活用すべき」との意見も聞かれる。

 区割りを巡っては、複数の委員がB区を現在の福祉事務所単位(東、西大寺)で分割する「4区案」支持に回っているほか、岡崎彬委員(岡山商工会議所会頭)は東福祉事務所の管轄区域のA区編入を提案。3区案に反対する旭川東岸13小学校区の連合町内会長と妥協点を見いだそうとしている。

 答申案は「私と兼松副会長で作成」(千葉会長)し、審議会に諮る予定。市連合町内会長の兼松副会長は「各町内会長から幅広く意見を聞き、3区案で押し通すのか4区案に修正するか結論を出したい」としている。

本誌:2007年11.19号 11ページ
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