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ジャーナル岡山商工会議所

岡崎彬氏が会頭続投 西大寺から副会頭未選出

  • 岡山商工会議所の新体制

 岡山商工会議所は11月8日、改選後初の議員総会を開き、岡崎彬氏(岡山ガス(株)社長)を会頭に再任し、副会頭に木谷忠義氏((株)さえら社長)、若林昭吾氏((株)三好野本店社長)、古市大藏氏((株)トミヤコーポレーション社長)、松田久氏(両備ホールディングス(株)副社長)を選んだ。任期は3年間。

 岡崎氏は記者会見で「政令市を目指し、道州制議論も本格化しており、全国に向けて岡山の情報発信に努めたい。会員事業所の大多数は景気回復を実感しておらず、引き続き中小企業支援策の充実を図っていく」と、4期目の抱負を述べた。

 副会頭の人選は「製造業、非製造業の中から、様々な業種を手掛けている方を選んだ」と述べ、退任した前坂匡紀前副会頭((株)岡山毎日広告社会長)と、西大寺商工会議所出身の前副会頭3人の処遇については「委員会編成も含め、これから副会頭と話し合った上で決めたい」と語った。

西大寺再生の先導役不在

 〈解説〉西大寺商工会議所との合併後、初の役員改選だったが、西大寺からは副会頭が1人も選ばれなかった。岡崎会頭は全国都市緑化フェア(平成21年3~5月)を核とするまちづくりを、4期目の主要事業に挙げたが、地元の意見集約を図るとともに、岡山商工会議所と西大寺支所との連携を強める上で、今後西大寺出身者を委員長などの要職に充てるかが注目される。

 岡崎会頭は記者会見で「西大寺への思いはある」と、中心市街地の衰退著しい副都心への配慮を見せたが、自ら委員を務める市行政区画等審議会では、区割りを巡って旭川東部を単一区とする審議会案に対し、福祉事務所単位(東、西大寺)での分区を主張。“西大寺外し”の発言は、合併後の新体制に水を差しかねない。

 また、岡山市の政令市昇格と道州制に向けての議論も本格化するが、2年後の岡山市長選の対応が最大の関心事。前回は商議所挙げて元副会頭の高谷茂男氏を支援したが、次回も地元経済界が高谷氏支持で“一枚岩”になりきれるかどうかは不透明な状況。西大寺の再活性化と合わせ、岡崎会頭の決断力が問われている。

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