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ジャーナルアルファ

「食育レシピ」で子育て支援 付加価値向上へ幼稚園などに提案

  • 「食育」切り口に新たな市場を開拓

 POPなど販売促進物を取り扱う(株)アルファ(岡山市桑野709-6、浅野薫社長、資本金4億979万円)は9月から、育児中の親を食事面でサポートする幼稚園・保育園向け新サービス「食育レシピ」を試験的にスタートした。レシピカードで幼児の栄養バランスを考えた食事を提案し、施設の付加価値を高めてもらう。

 カードには作り方に加え、材料の分量や調理時間、摂取するカロリー量などを記載。子どもの好きなハンバーグにニンジンを組み合わせ、形が見えない工夫を施した“にんじん嫌い克服”や離乳食、食べて健康などさまざまなレシピを用意している。メニューは同社専属の栄養士が考えたものを紹介している。専用スタンドを幼稚園に設置し、保護者に気軽に利用してもらう。価格は試験結果を踏まえ決定する。

 同社では、これまで量販店などを対象に同様のレシピカードを配布するシステムを構築。買い物客へのサービス向上につながることから全国約400店と契約しており、今回のサービスでは「料理が苦手な若い親が増えており、親の意識改革のきっかけとしてもらいたい」としている。

 少子化の影響で園児の争奪戦が激しい私立幼稚園では差別化が見込めるほか、メーカーやスーパーなどが取引先の大半を占める同社にとっても、幼稚園や保育園を対象にしたサービスは新規市場として期待が大きい。

本誌:2007年9.10号 8ページ

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