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ジャーナル岡山市行政区画等審議会が「3区案」

旭川以東単一区案に異論

 岡山市行政区画等審議会(千葉喬三会長)の作業部会はこのほど、09年4月の政令市移行後の区割り案をまとめた。大方の予想通り、旭川の東部と西部に分け、西部を2分割する「3区案」を提出。ただ、旭川以東の単一区案には、異論が噴出しており、市議会や市民説明会で理解を得られるかが微妙な情勢となっている。

 作業部会は、近年人口が急増し商業施設や住宅が集積しているものの、行政サービス拠点が不足している副都心(岡南、東岡山)への区役所設置を検討。岡山市南西部を区域とするC区(仮称)は、岡南地区の公共施設などを候補地にすべきとした。

 一方、旭川以東のB区(同)は、西大寺支所を区役所として活用。東岡山地区には「将来の分区も念頭に置き、区役所に準ずる機能を持った総合支所の新設」(兼松久和副会長)との案をまとめ、人口10万人を超えながら、支所機能すらない地域への配慮を示した。

 ただ、旭川に近接する地域住民にとっては、本庁よりも遠く、公共交通機関のアクセスも不十分な西大寺支所を利用しなければならない矛盾も。旭川東部を選挙地盤とする議長経験者の“超大物”市議も難色を示しているという。

 また、合併前後も西大寺地区との関連性が低い旧瀬戸町民の理解を得られるかどうかも焦点となりそうで、区割り論議の行方は波乱含みだ。

本誌:2007年9.10号 14ページ
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