WEB VISION OKAYAMA

人・往来(株)ウェーブハウス社長 市川周治氏

従来の感覚では落札できず 過熱気味の不動産投資市場

 「県外の大手投資会社や個人投資家らの相次ぐ参入で、岡山の不動産投資は過熱気味。従来の感覚では落札できず、戦術の練り直しを迫られている」と話すのは、(株)ウェーブハウス社長の市川周治氏。不動産価格の高騰で、しばらくは静観の構えを見せる。

 市川氏が近頃、最もショックを受けたのは、岡山市門田本町のマンションの入札。丹念に物件を精査した上で想定利回りを計算。3億円で入札したが、地元の不動産業者が3億3000万円で落札した。「1割も高くなると、当社では収益が合わなくなる」と話す。

 競売物件は詳細が把握しにくく、「潜在的リスクを想定し、余力を残して入札に臨む」のが基本。想定利回りを度外視した強引な入札は、自社の経営基盤を揺るがしかねず、「不動産投資が過熱しすぎると、必ずだれかがジョーカーを引く。過度な競争には巻き込まれたくない」と自戒する。

PAGETOP