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ニューフェイス立花容器(株)社長 岡野邦男 氏

ニッチ分野も日本一目指す 現場主義でライバルリード

 「ニッチな分野でも日本一のメーカーを目指すとともに、新たな柱となる事業を育成したい」―。6月28日付で就任。営業、開発畑を長年歩んできた。5月に玉島地区から主力の矢掛工場内に本社機能を移転しており「製造と開発、営業、管理を集約することで意思決定のスピード化、効率アップが狙い。社員の意思統一もしやすく連携強化につながっている」と言う。

 売上高は36億4000万円(20・3期)で、食品関連容器の製造が90%超を占める。近年は食品向け以外にも医療機器や自動車部品製造も手掛ける。現在売り出し中なのが、レンジアップ専用容器「シェフパック」。シールを付けたままレンジにかけることで、加熱ムラがなく、余分な成分の消費を抑えられ「食品保存が見直されている中で需要が高まっている」と期待は大きい。

 「明るく楽しく元気よく」をスローガンに掲げ、取引先の工場視察などが増える中、製造をはじめ各部門に「あいさつの励行など凡事徹底」を呼び掛ける。営業時代から、取引先や工場のほか、スーパーや食品専門店などの売り場も見て回り「ものづくりのヒントがある。追い掛けていたら2番手なので、半歩でも同業他社の先に目を向けたい」と今後も現場主義に徹する考え。

 おかの・くにお 倉敷市出身。昭和57年、近畿大学商経学部を卒業。食品メーカーを経て60年入社。執行役員などを歴任。前職は取締役営業本部長。趣味は読書とゴルフ。東京都内の自宅に妻、2男を残し倉敷市内で社宅暮らし。立花信夫会長のおい。49歳。

本誌:2008年夏季特大号 33ページ

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