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「おかやま適塾」から学んだ知恵と忍耐 体力・気力・知力の総合力が必要

 今年も半分が終わった。7月に入る。中長期の天気予想は当てにならないから、危機管理意識が常に必要。

1.気力と健康を考える

 先日の日曜日は雨だった。仕事が一段落し、ゆったりした気分で精神的に萎えた状態になったため、ほぼ一日中寝た状況。心身ともに、再度ビジネス社会へ復帰させるために、ネジを巻くものの、気合いが入らず元の生活に戻すのに時間を要した。

 同じことが定年退職の人にも言えるのでは?一度会社や役所から離れると、再度やる気満々になるのは気持ちの上でかなり難しいかもしれない。再起不能とまでは言わないが…。

 少し話しが飛躍するが、今の年金制度において最大の欠陥と思われる点は、働いて一定以上の月給があれば年金を支払わない、あるいは一部支給を減らすということ。拠出型のため理屈に合わず嫉妬心が先行するこの方針は改めるべきである。

 人間は欲に弱い。定年退職後も働いて、稼げば稼ぐだけ小遣いが自由になり、さらに年金も貰えるということであれば働く。欲ボケは人間の性である。

 苦労して楽しくより、楽をするのが得策の年金制度であるから、働けば働くだけ年金が減るとなればブラブラした怠け者が生まれる。

 少子高齢化が社会問題になっているが、出生が増えても大人になるまでには時間がかかる。その穴埋めにも元気な年寄りが働きやすい制度にしたい。気力が充実していれば病気の確率も低くなる。寝たきりが少ないことは有名な徳島県上勝町の「いろどり事業」で立証されている。

 定年後、ヒマがあれば酒を飲みゴロゴロするから“わしも族”として女房に嫌われて熟年離婚の引き金にもなる。確かに働き過ぎて過労死ということもあるが、自分で調整すべきであろう。もし過労死するぐらい働いたのなら名誉なことだ。

 考えてみよ!政治家や企業の社長達には元気な人が多い。その秘訣は、刺激が常にあって責任感を持って働いているからである。高齢者から仕事を取り上げるのは良くないのだ。生きるためには働く意欲と気力の充実が大切であることは自明の理。

 ヤル気を失わないように努めることも必要である。私が一時的にヤル気を失った経験からそう思った。私は「おかやま適塾」がものになるまで頑張らなければならない。皆さんにも協力してもらい、働くということの意味を考え直してみたい。

2.ホームページに思う

 情報手段が飛躍的に変化している。自分で操作して先端技術についていくことはかなり難しいから若い従業員に任せたい。

 最近驚くことは、弊社やおかやま適塾のホームページにアクセスしてくれる人が多いことだ。「おかやま適塾」には毎日150件以上のアクセスがある。たかがその程度かと思う人は、一票一票の重みが分かっていない人だ。経験的にはすごい数である。

 「おかやま適塾」は300席ある山陽新聞のさん太ホールで行っているが、4カ月目にして初めて満席になった、嬉しかった。

 300人という数は大変な人数なのである。300人分の資料を作成するとなると、かなりの労力が必要なことからもわかる。出席者の人数で一喜一憂するなといわれるが、主催者としては気になるものである。

 いい話をとにかく聞きにおいで下さい。参考になり大変ためになる。来場して頂くようにするには、どうすればよいかと知恵を絞っている。継続は力なり。思い立ったら必ずやり抜く根性がいる。私心がなく一生懸命やれば、人は評価してくれて助けてくれるものです。
(19・6・27)

本誌:2007年7.9号 34ページ

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