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インタビュー・対談(株)パソナ岡山常務取締役営業本部長 炭田信明氏

異業種からの転身 目指すはエリア潤・

6月20日の株主総会・取締役会で就任した。炭田信明氏(60)は昭和44年グループ会社(株)クラレに入社。以来、主に営業畑を歩み、前職はクラレフレックス(株)社長を務める。今回、クラレ時代の先輩・小川史郎社長に請われ、全く異業種への転身を決意した。パソナ岡山では営業本部長として次代のビジョンを策定、陣頭指揮を執る。

―全くの異分野だが、転身を決めたのは。

メーカーでの仕事も充実していたが、それ以上にここにある新しい価値観に魅せられたのが転身の理由です。“人”に関わる業務でやりがいがあり、社会的貢献度も高い。ここでもうひと頑張りやってみたいと思ったのです。

―派遣市場をどう見る。

市場規模は2006年全国で4兆円、岡山県では300億円とも言われています。ここ数年は約10%の伸びを続けてきました。今年こそ伸びは5~6%と鈍化傾向にありますが、派遣を中心とした人材市場はまだまだ拡大する。将来的には今の10倍になってもおかしくないと思っています。

―その中でパソナ岡山の現状は。

売り上げでは昨年3月期は前年比25%増の56億円、今年は同21%増の68億円でした。今年になって10%台に落ちていますが、これは大口取引先の生産拠点の海外移転や派遣スタッフ不足が影響したものです。これまで急成長を続けてきましたが、伸びが落ち着いている今こそ、体制固めに取り組む良い機会だと考えています。

―課題は。

最大の課題は派遣スタッフの確保です。新規スタッフの開拓と合わせて1万7000人の既存スタッフをフルに稼働できる状態を目指します。そのためには1人ひとりに対し、もっと掘り下げたフォローが必要です。社員、派遣スタッフともにさらに質を高めていくことが不可欠と言えます。

―将来展望は。

 当エリアでの潤・を目指します。スタッフ、クライアント、社員そして地域社会に対しても満足度潤・を目指したい。売り上げでは近いうちに100億円を達成、次のステップに挑みたいと思います。

すみた・のぶあき 福岡県出身。昭和44年早稲田大学商学部卒業。60歳。

本誌:2007年7.9号 7ページ

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