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ジャーナル中小企業診断士の高杉康成氏

日本の製造業を“変革” 元上司らと新会社設立

  • 高杉康成氏

 経営コンサルティングの企業競争力研究所(総社市中央2-2-3)所長で、中小企業診断士の高杉康成氏が、このほど、元上司ら2人と製造業の企画開発部門の人材を育成する新会社・(株)モノづくり塾(大阪市)を設立した。9月から横浜市内で全10回の講座を開設するのを皮切りに、大都市部で順次開講する。

 製品粗利率80%と国内屈指の高収益を上げる電気機器メーカー・(株)キーエンス(大阪市)で商品開発に携わった高杉氏が、新会社の社長に就任。当時の上司で大阪在住の経営コンサルタント、岩崎孝明氏とともに専任講師となり、高付加価値の“ものづくり”へのノウハウを提供。新商品のコンセプト立案から発売までのプロセスを講義だけでなく、テーマ別の課題も毎回提出して添削指導する、実践的な講座を目指す。

 受講者は毎回20人前後。優れた企画力や技術力を持ちながら、資金力に乏しい受講者に対しては、全国の銀行や証券会社、ベンチャーキャピタルとの人脈が豊富な同社役員が“仲介役”となり、受講者と金融機関のビジネスマッチングも担う。

 来年3月まで横浜市内で開催し、今後は名古屋、大阪、福岡などの大都市部でも開講。講義内容はものづくりのほか、第二創業や受託開発などテーマを広げる予定。初年度の売上目標は5000万円。高杉氏は「中国の台頭で、日本の製造業も従来型経営からの脱皮が求められる。講座を通じて、高付加価値商品を開発できるものづくりの“目利き”を1人でも多く育てたい」としている。

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