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連載記事

立冬・寒くならない秋本番 日本の四季が狂い始めた?

 「そうだ、京都へ行こう」というキャッチフレーズは言い得て妙なり。京都を岡山におきかえられるように、岡山の観光資源の発掘と売り込みに連携を。岡山はいいものを持っているのですから・・・。

1.花は語らず

花は語らず//
花は静かに咲く/そして黙って散り行く/人に賞められ/されぞ ごらず/

花は語らず//
花は黙って咲く/そして静かに散り行く/人世の姿/写すが如くに/

 大徳寺塔頭 黄梅院住職 太玄禅師
 
 意味深長ないい言葉です。味がありますね。

2.地球温暖化

 私達の子供の頃は、11月といえば寒かった。岡山は空っ風が吹いた。朝、押しくらまんじゅうをして体を温めてから授業をはじめたように記憶している。しかし、昨今は秋の訪れも遅く、紅葉はまだ先のことらしい。きれいに色づくかどうか、心配している観光地も出始めている。

 最大のエネルギー消費国のアメリカ・中国が京都議定書に調印しないというのは納得いかぬが、自国の利益を優先しているのだろう。日本は人がよすぎるのだ。もっと強く主張して欲しいものだ。

 ところで、岡山も例外ではなくタクシーが自由化により、かなりダブツイテいるらしい。そのうち損益分岐点を割り込み、営業が成り立たなくなって、自然淘汰されるだろう。

 タクシーは、待機中も冷暖房をつけて温暖化に拍車をかけている。駐車しているだけならエネルギーの無駄な消費もなく、熱の発生もないが、待っているタクシーはいずれもエンジンをかけているので資源の浪費にもなるし、熱を発生し温暖化と大気を汚染している。利用度に応じたタクシー台数の総量規制も必要かも知れぬ。運転手さんの新顔参入があるためか、場所を知らない人もいるなど困ったものです。何とか名案はありませんか?稼ぎはかなり厳しいようで、生活が維持できなくなるでしょう。

3.国指定史跡の保存を!
 
 私は、寺社仏閣や古代遺跡など考古学等を見聞するのが好きで興味がある。国宝や重要文化財といえば、国民に閲覧させる義務がある。史跡は移動させることは出来ないが、整備してそれぞれ維持管理し、史跡公園などにする必要が生じる。
 
 国が指定するということになれば、同じ史跡でも重要かつ貴重で価値がずっと高くなる。岡山後楽園は特別名勝で国宝級です。岡山には古代山城跡の国指定の史跡は、総社市の鬼ノ城及び今春指定された岡山市草ヶ部から瀬戸町に連なる標高200mの小高い山に囲まれた地域で、規模的には鬼ノ城を上回る古代山城である大廻小廻山城跡(おおめぐりこめぐりさんじょうあと)の重要文化財級の2二つがある。

 文化財的価値の高さは国が御墨付。ヤマト朝廷が吉備の地を守らせるために作った7世紀の古代山城である。

 マスコミなどがすでに報道しているところだが、当該山城跡地域は開墾されたり産業廃棄物の処理場になったりで人の手が入っている。直ぐに荒廃を食い止めないと後の祭りになりかねない。「後悔先に立たず」ということを肝に銘じて岡山市は指定地内の買収を急がないといけない。国は土地取得費の8割の補助をしてくれる。

 岡山に貴重な山城跡が備前と備中にあることはうれしく喜ばしいことだ。岡山の長期ビジョンのまちづくりの一環であり、整備ができ一般公開されるまでには20年の歳月がかかる。先の長い話ではあるが、対応を急がねばならない。 (17・11・7)

本誌:2005年11.14号 34ページ

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