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ニューフェイス(株)ベティスミス社長 大島康弘氏

「よそがやらない商品」強み 生産、開発、営業力を強化

  • 大島康弘氏

 「生産力と開発力、営業力を強化し、よそがやらない商品を提案していく」―。父で前社長の邦雄氏(現会長)からバトンを引き継いだ。近年のブームを背景に、多種多様なジーンズが市場に出回る中、同社では洗いのかかったカラー物や、ストライプ柄などデザインや縫製、洗い工程に工夫をこらした独自の商品を次々に開発。自家工場を持つ利点を生かし、「流行の変化と市場ニーズに対応できる短サイクル、小ロットの生産体制に努めたい」と話す。

 国産ジーンズの発祥地、倉敷市児島を地盤に東京と大阪に支店を置く。日本初の女性用ジーンズを手掛けるなど、常に新しい境地を開拓し、「よそがやらないことをやる」ポリシーが浸透。「うちの社員は“クリエイター”が多い」の言葉通り、型にとらわれない自由な発想で、日に1本のペースで試作品が提案されるなど職場は活気にあふれている。

 昭和37年の創業年に生まれ、会社に寝泊りして働く父の姿と発展していく会社を見ながら育った。幼少のころからジーンズばかり着せられ、「友達をうらやましく思うこともあった」と苦笑するが、今持っているズボンはやはり、全てジーンズ。背広もデニム地というこだわりようで、「カジュアルなイメージが強かったが、最近ではどんな場面でも着やすくなった」と。加工次第で様々な表情を見せるジーンズに根っからほれ込んでいる。


おおしま・やすひろ 倉敷市出身。昭和60年早稲田大学社会科学部を卒業。東京の総合卸問屋を経て、平成元年、(株)ベティスミス入社。常務を経て、9月2日付で社長に就任。趣味は旅行。倉敷市内の自宅で泉夫人(34)、1女2男と5人暮らし。43歳。

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