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ジャーナル両備グループなど

ヨーカドー跡再開発始動 住居棟、商業棟など構想発表

  • プロジェクトの完成イメージ

 両備グループ(小嶋光信代表)などが、昨年12月25日、昨年2月末に閉店したイトーヨーカドー岡山店跡(岡山市北区下石井2-10-1他)の再開発構想「杜の街づくりプロジェクト」を発表した。複合施設ジョイフルタウン岡山(敷地面積約3万8000㎡)の内、南側の同店跡地約1万7000㎡を開発。1月から解体工事に入り、マンション、オフィス、商業施設棟など5棟を建設。2021年度内の完成を目指す。

 計画によるとマンション棟は37階地下1階(延べ約5万2000㎡)の規模で、約300戸を整備予定。マンション棟に付随する店舗棟は3階地下1階(延べ2176㎡)。オフィス・商業棟は9階地下1階(延べ2万3916㎡)で1、2階が店舗など、3~9階がオフィス。商業・ヘルスケア施設棟は6階地下1階(延べ1万3158㎡)で1、2階が店舗、3~5階がヘルスケアの予定。立体駐車場(延べ1万3490㎡)も設ける。総工費は約300億円。

 物販飲食などの商業テナントは高級品などの誘致を進め、イオンモール岡山など周辺商業施設との差別化を図るとしている。

 景観デザイン監修は両備グループデザイン顧問の水戸岡鋭治氏。東西に貫く緑化した歩行者専用街路で各棟をつなぐほか商業・ヘルスケア施設棟の階段状の屋上に森や水路、農園などを設けるという。そのほか、投資資金の運用をA.P.アセットマネジメント㈱(東京都)、開発コンサルティングを森ビル都市企画㈱(同)が担当する。

 事業主体は同グループが全額出資し設立した特定目的会社(SPC)。ジョイフルタウン岡山全体の信託受益権を保有する両備出資の別のSPCから今回開発する部分の権利を購入し、投資、開発をコントロールする。

 どのような核テナントを入れるかなどフロア構成や緑化の内容などは未定。ゲームセンター、ボウリング場などがある北側の区画については当面現状を維持する。小嶋代表は「岡山とって重要なエリア。地域の顔になるような世界に通じる新しい都市開発を目指す」と意気込みを述べた。

本誌:2018年1.22号 11ページ

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