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ジャーナル萩原工業

シンガポール販社買収 販路使い海外営業強化

 合成樹脂繊維製造の萩原工業(株)(倉敷市水島中通1-4、浅野和志社長、資本金17億7800万円)は、2月1日、同社のコンクリート補強繊維「バルチップ」の海外販売代理店EPCホールディングス(シンガポール)を子会社化する。

 EPC社は豪州、欧州、北米、中南米に販売子会社14社を持つ持ち株会社。2007年9月設立で同年10月にバルチップの販売代理店となり、萩原工業が日本、韓国、中国、台湾をEPCはそれ以外の国をそれぞれ担当していた。17年6月期の売上高は約27億円。

 萩原工業は子会社化でEPC社が持つ海外の販路、ノウハウを生かせるほか、顧客と直に接することでマーケティングにも活用する。豪州の投資業者ら6社から全株式を最大約19億円で取得。分割払いで2回目の支払額が18年6月期の業績により減額の可能性もある。買収後萩原工業から役員数人を派遣する。

 バルチップは現場でコンクリートと混ぜるだけで劣化を防ぎひび割れなどを抑制する。海外でもインフラ整備など建設市場の拡大で、需要が増加しており、萩原工業は買収を機にバルチップの海外販売を強化していく。

本誌:2018年1.22号 17ページ
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