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ジャーナル備前焼緋襷研究

「色の科学と芸術賞」金賞受賞

 備前焼の緋襷について研究した「備前焼模様“緋襷”の微細構造と生成過程」が、第8回ロレアル、色の科学と芸術賞の金賞を受賞した。

 研究メンバーは、倉敷芸術科学大学(倉敷市)芸術学部の草野圭弘講師ら9人。岡山理科大学、岡山大学、早稲田大学、京都大学、奈良文化財研究所など、大学や研究所の研究員が横断的に協力し合い、成果を出した。

 もともと備前焼の緋襷は 偶然によりできるものとされてきたが、研究を通じて、ある薬品を使って造れば独特の濃淡や形を出せる、というもの。「緋襷と称される赤色模様の微細構造と生成過程を解明、温度制御と酸素分圧の定量的制御により、赤色模様の色調の制御及び再現に成功した」という。

 金賞を得たのは、県内の研究者では初めてという。授賞式は10月21日午後3時から、京都市の京都造形芸術大学「春秋座」で行なわれる。今回は、世界から177件の応募があった。このうち日本の応募は16件だった。

本誌:2005年10.17号 16ページ

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