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  • VISION OKAYAMA 2005年10.17号
  • 新市長への期待の声 岡崎彬、大森寿夫、末長範彦、永島旭、中島博、西本和馬、土井章弘、古市健三、佐藤友彦、片山進、横山卓司、岸卓志、井上浩、片山浩子、兼松久和、堀川進、木原文男、桑田真治、更井正人、土井邦良、馬場勉、前坂匡紀、若林昭吾、赤枝郁郎、猪木正実
巻頭特集岡山市長選

新市長への期待の声 岡崎彬、大森寿夫、末長範彦、永島旭、中島博、西本和馬、土井章弘、古市健三、佐藤友彦、片山進、横山卓司、岸卓志、井上浩、片山浩子、兼松久和、堀川進、木原文男、桑田真治、更井正人、土井邦良、馬場勉、前坂匡紀、若林昭吾、赤枝郁郎、猪木正実

 岡崎彬・岡山商工会議所会頭 高谷新市長は「官から民へ」を訴え、見事当選を果たされたのだから、ぜひ民の発想を市政運営に生かしてほしい。現在の岡山市は、政令指定都市の実現、行財政改革、中心市街地の活性化、岡山操車場跡地の整備、少子高齢化問題など数多くの課題がある。こうした課題を含め、未来に夢や希望を持てるビジョンを策定し、市政運営に当たっては市民の声に十分耳を傾けながら、市民の立場で取り組んでいただきたい。そして、岡山市を都市間競争に打ち勝つ力強い市に育ててほしい。

 大森寿夫・西大寺商工会議所会頭 JC時代からの長い付き合いだが、努力家の素晴らしい経済人。民間企業での実績を行政でも発揮し、岡山市の改革元年とできるように頑張ってほしい。西大寺地区の活性化を含めその成果を期待したい。

 末長範彦・岡山県経営者協会長 地元経済界の大きな期待を担って出馬された高谷さん。ご当選を心よりお慶び申し上げます。政令指定都市の実現目指し、大変重要な時期を迎えている今、行財政改革、子育て支援対策、産業振興、雇用対策など課題山積ですが、まずは具体的なビジョン、方向付けをもとに世論と議会を味方につけることが不可欠。前例や慣習にとらわれない経営感覚を活かし、持ち前の情熱を失うことなく、県都岡山市の未来を切り拓いてほしいと思います。

 永島旭・岡山経済同友会代表幹事  企業経営者としての長年の経験を生かされ、民間への業務委託の推進や倉敷市など周辺市町との連携強化等により、大胆な市政の効率化と改革に取り組まれることを期待する。また、岡山市は広島市や高松市に比べ中核都市としての集積度に劣るので、政令指定都市にふさわしいような中心市街地の活性化策に注力していただきたい。

 中島博・岡山県中小企業団体中央会長 景況は全体として明るさが広がりつつあるものの、県下中小企業の経営環境は楽観できるものではない。新市長には、行財政改革の実施による行政の効率化実現を期待するとともに、県下中小企業の半数近くを占める岡山市内の事業者が、地域振興に寄与できる活力を取り戻せるようなきめ細かい中小企業支援策を望む。とりわけ中心市街地活性化や少子高齢化対策などに、民間活力を活用した斬新なアイデアを取り入れた施策を期待する。

 西本和馬・岡山県商工会連合会長 民間出身の新市長誕生を心から歓迎している。政令指定都市への移行を目指し、県都にふさわしい町づくり、中心市街地の活性化に存分に腕を振るっていただきたい。市財政の立て直しも喫緊の課題であり、早急に取り組んでほしい。厳しい経済環境が続く中、中小零細企業は地道な努力を続けている。景気対策とともに中小企業の振興に結びつく施策を大いに期待している。

 土井章弘・岡山県中小企業家同友会代表理事 私は「生きる、暮らしを守る、人間らしく生きる」ことのできる豊かな地域にしていくためには、地域の経済の担い手である中小企業の健全な育成が何よりも大切と考えます。高谷新市長は、自らが経営者である実績を踏まえた「官から民へ」という考え方に多くの選挙民が声援し、支持を得たものと思います。中小企業の経営者が、地域経済のバックボーンとして自立し元気を出せる市政を誠心誠意行ってほしい。

 古市健三・倉敷市長 今、地方自治体にとって、権限と税財源を備えた、真の意味での地方分権改革が重要課題の1つであり、その実現に向けた取り組みは、まさに、待ったなしの状況にあります。それだけに、高谷新市長さんには、「官から民へ」のキャッチフレーズのもと、企業経営での豊かな経験を存分に発揮され、明確なまちづくりのビジョンを示しつつ、行財政改革はもとより、主体的で個性豊かなまちづくりに、全力でお取り組みいただけるものと、心から期待申し上げております。

 佐藤友彦・早島町長 行財政改革には民間の感覚を生かし、確実な成果を期待する。合併推進に関しては、数合わせで政令都市を目指すのではなく真に魅力ある岡山市を目指してほしい。

 片山進・岡山県商店街振興組合連合会理事長 駅周辺を中心にした中心市街地の活性化、特にダイエーや岡山会館を含めた市の顔となる桃太郎大通りのにぎわいを創出してほしい。大企業と異なりまだまだ停滞感のある中小企業の景気回復や、子供の教育の問題など取り組んでもらいたいことは山積している。

 横山卓司・岡山市商店会連合会長 商店街の立場から高谷市長に期待するものと言えば、中心市街地の活性化ということに尽きる。もともと岡山市は面積が広く、人口が同じくらいの他県の中心市街地と比べてにぎわい度が乏しいと常に感じており、今後合併が進めばさらに“密度”が低くなる恐れもある。選挙の公約にも掲げていたように、幅広い市民の意見に耳を傾けながら岡山のビジョンを策定し、経営手腕を発揮してもらいたい。

 岸卓志・奉還町商店街振興組合理事長 岡山の特性を生かした街づくりに期待したい。奉還町商店街にしても駐車場の確保や空き店舗対策など問題は山積しており、市全体を考えた明確なビジョンの策定を期待するとともに、奉還町商店街としても提案していきたい。

 井上浩・岡山県総合流通センター卸(協)副理事長 高谷新市長には倉敷チボリ公園など多くの企業経営の再建に取り組んだ実績があります。その強力なリーダーシップを十二分に発揮し、民間の経営感覚を行政に生かし、従来の官主導によって生じている無駄を徹底的に省き、効率的な行財政改革を断行してほしいと思います。また、政令指定都市の実現に向け、岡山市が中国四国の流通拠点として一層の発展をとげるよう中小企業の育成とその基盤整備に期待しています。

 片山浩子・未来都市岡山を創造する女性の会代表 行財政問題という目前の課題解決に民間で培った経験を生かし、強いリーダーシップを発揮していただきたい。またそれと並行して、福祉、環境、教育などの問題に大局観から取り組んでほしい。岡山市をどうデザインするのか、10年、20年にわたって通用するビジョンを持って街づくりや政策を展開し、公約を実現してもらいたい。「暮らしやすい都市・岡山」に期待します。

 兼松久和・岡山市連合町内会長 高谷新市長は昔から「改革の男」と言われ、スピード感ある市政運営に期待が持てる半面、庶民感覚だけは忘れてもらいたくない。今回の選挙戦が政財界主導だったことには不満がある。経済界や一部の企業のためではなく、市民本位の行財政改革が実現できるよう、高谷市長の政治手腕を注意深く見守るつもりだ。政令指定都市への実現も、権力者のためであっては困る。

 堀川進・岡山市農業(協) 代表理事組合長 後継者不足や耕作放棄など農業を取り巻く環境は厳しいが、岡山市独自の農業施策に力を入れてほしい。「地産地消」の取り組みがより具体化するよう、市内に「道の駅」などを設置し、市場に出荷できないB~C級の農産品を安価で販売できる施設を期待している。農産品のブランド育成も、果物だけでなく野菜の産地づくりにも本腰を入れてほしい。

 木原文男・岡山駅前第一ビル(株)社長  中心市街地の活性化をお願いしたい。公約の行政改革も確実に実行願いたい。特に市街地をシンガポールのようにきれいな街にしてください。

 桑田真治・おかやま信用金庫理事長  高谷新市長誕生おめでとうございます。民間から選出された新市長に期待するものは大きいと感じております。私ども信用金庫は、限られた営業地域の中で地域のお金を地域に還流させる業務を行っており、岡山市政は地域経済の動向を左右するものであり、重大な関心をもっております。景気は回復基調にあると言われておりますが、末端の中小企業までは至っていない現状であります。新市長には中小企業振興策を早急に実施し、活力ある中小企業づくりを願っております。

 更井正人・(株)更井豊商店社長 (市長を)だれがやってもいいものはいいのであり、萩原前市長時代のいいところは残し、変えるべき点を変えていってほしい。まずは、選挙戦を通じて自分が訴えたことを実現していくための体制づくりが必要。チボリ・ジャパンと比べ組織も大きな市役所では大変だろうが、思うような市政運営をしていくためにまずそれに取り組んでほしい。

 土井邦良・ミサワホーム中国(株)社長 民間企業出身ということで、自身の経営感覚を市政にも生かし岡山市の発展に期待したい。将来の道州制をつながる取り組みを期待したい。

 馬場勉・(株)馬場総合鑑定所社長 超短期間の選挙戦は、選挙対策本部や実働部隊にとって大変だった。しかし、全くの白紙状態で行政運営をまかされたことはいいことだ。しがらみがなく、変な密約もないため自由に動けるし、行政経験が変にあるよりは、無い方がよい。会社経営の手腕を発揮すればよいのであって、民間人の感覚で行政の硬直化を打破すればよい。多くのサポートしてくれた市民が守ってくれるし、政財界をはじめ各分野にブレーンがたくさんいるから、岡山市の将来ビジョンを示せば岡山市政がうまく回転していくことだけは間違いない。大いに期待していますよ!

 前坂匡紀・ビザビグループ代表、(株)岡山毎日広告社会長 3人の候補の主張に大きな差はなく、市民の判断は実行力のある人を求めたということだろう。勇気のある実行力を発揮してもらいたい。市長1人だけの力では政策を打ち出しても実現できないので、経済界としても協力していきたい。

 若林昭吾・(株)三好野本店社長 本人がいつも話していた通り「市民の目線に立った市政運営」を推進し、住んでいる人がよかったと実感できる街づくりの先頭に立ってほしい。とにかく、せっかく市長に当選したのだから高谷さんのいいところを前面に出し、高谷さんらしく思い切ってやってもらいたい。人任せでなく我々もそれに付いていきますよ。

 赤枝郁郎氏 新市長の豊富な経験、手腕に期待している。深刻な財政赤字に加え、課題の山積する岡山市をどう立て直すのか。抽象ではなく具体的なビジョンを示し、市の身の丈に合った施策を展開してほしい。

 猪木正実・Vision岡山編集長 新市長にまず望みたいことは、選挙中に強調されてきた“市政のビジョン”について、具体的内容を早急に示してほしいということです。市政にビジョンが無いと批判されつつ、抽象的な言葉ばかりで、目指そうとする市政像がはっきりしていなかったのが、高谷氏の主張の残念な点でした。具体的にどんなビジョンを考えておられるのか、まず、明らかにしてほしいと思います。次に、市政の総点検をすべきだと思います。“無駄が多い”とも主張されていました。どこが無駄なのか、市政には素人目にもおかしい点がいっぱいあります。それを明確にしておくべきだと思います。それこそ民間の発想が生かされる時です。具体的に手を打つための準備として、行政運営にたけたスタッフの拡充も必要です。高谷氏は民間企業出身だけに、行政運営は未知数です。民間の発想を行政運営に取り入れるためにも、政策づくりのスタッフが不可欠です。選挙で選ばれた人には、その時代が求めている役割というものがあります。高谷氏の役割は、改革断行です。それには“次”(再選)を考えず、改革断行の姿勢を貫くことです。これこそ、時代が求める役割だと思います。市長になった以上、一部の支援者の奉仕者ではありません。高谷氏の場合、経済界に推されたとの背景はあるものの、その辺とは一歩間をとって、全体の奉仕者としてのスタンスを確立してほしいと思います。新市長に与えられた時間的余裕はあまりありません。財政再建問題、政令市移行問題など難問に対し、いつまでも「市民みんなで相談」では許されません。期待が大きい分、決断のスピードも必要です。岡山市政は高谷氏の登場で、改革に向けて大きく歩みだしたようです。市民参加のうねりがこれに加われば、街づくりはさらに面白くなります。新市長のリーダーシップに期待します。

本誌:2005年10.17号 6ページ

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