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ジャーナル倉敷市阿知3丁目東地区再開発

臨時総会で事業継続決議 組合と市の溝は埋まらず

 倉敷市阿知3丁目東地区市街地再開発準備組合(大月里司理事長)は、6月23日、臨時総会を開き同再開発事業の継続を決議した。同事業で整備する地下公共駐車場を巡り組合と市の意見が対立し暗礁に乗り上げていたが、地権者の事業推進への要望が強く継続を決めた。

 公共駐車場は対象地内にある市営元町駐車場を再開発ビルの地下に移転し2.5倍に拡張する。当初計画では、市が保留床を含め同駐車場を約24億円で取得する予定だった。

 しかし、2008年夏に市は現駐車場の低稼働を理由に組合に突然「地下2階分は買えない。設計変更で地下1階にしてほしい」と通告。市の購入金額が減ると、商業・業務棟の床の分譲価格に転嫁せざるを得ず、価格高騰で事実上売れなくなるとみている。

 組合は当初計画通り地下2階分の買い取りを要望しているが、両者の主張はかみ合わず平行線のまま。

 計画では、1.7haの対象地内に分譲マンション棟(19階、174戸)、シルバーマンション棟(9階、135戸)、商業・業務棟(延べ1万700㎡)を建設。地下1、2階に駐車場(住民用174台、公共用326台の計500台)を設ける。

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