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ジャーナルナカシマメディカル

人工関節の研究・開発拠点が完成 産学官連携でさらなる飛躍へ

  • 手術用ロボットを配置した手術練習室

 医療機器開発のナカシマメディカル㈱(岡山市東区上道北方688-1、中島義雄社長、資本金5000万円)は6月24日、岡山市北区芳賀5322岡山リサーチパーク内で、人工関節の研究・開発などの先端イノベーション拠点「R&Dセンター」を完成した。

 手術用ロボットを開発していた既存施設を増築したもので、鉄骨2階(延べ1768㎡)と従前の2倍以上に拡大。人工関節の研究・開発スタッフ12人が本社から移り、業務を開始した。

 昨年、包括協定を結んだ岡山大学、岡山理科大学などと連携し、骨やじん帯との親和性に優れた表面改質に取り組むほか、耐摩耗性に優れた製品などを開発していく。また、手術用ロボットやCT撮影装置を備えた手術練習室を設け、医療現場の人材育成に努める。

 国の先端イノベーション拠点事業に、民間企業で唯一採択され、総事業費6億円のうち4億円が補助。同日に竣工式を開催し、中島基善会長は「ものづくりでは欧米諸国に負けない自信はあるが、研究開発では後れをとっている。新拠点をベースに産学官で連携し追いつき追い越したい」としている。

 同社は2008年11月設立。従業員158人で、年間売上高約26億円(09・11期)。

本誌:2010年7.5号 8ページ

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