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ニューフェイス岡山県信用保証協会会長 小野隆夫氏

地域密着で不可欠な協会に 人材育成しサービスを強化

  • 小野隆夫氏

 「地域に密着した活動を展開し、地域になくてはならない存在として中小企業の支援に尽力したい」―。7月10日付で会長に就任した。全国的に厳しい経済状況が続く中、ベンチャー企業のバックアップや中小企業の再生支援などに力を入れる考えで「成果を上げることが、信頼を勝ち取る近道」と話し、「どんな小さな相談でも誠実に取り組む」方針。

 東日本大震災復興緊急保証制度などが来年3月で終了することから「企業の資金繰りは厳しくなる」と予測。協会の保証債務残高は、2008年に創設された景気対応緊急保証制度以後、約1000億円増加しており「代位弁済が増加すれば協会の運営を圧迫する。年度末に向けて金融機関の動きを注視していく」と話す。また、来年度以降に増加する定年退職者に備え「若手職員を中心に、セミナーや研修会などに積極的に参加させ、人材育成を強化していく」と意気込む。

 休日を利用して商店街などを散策するのが趣味で「活気ある店舗を見ると元気が出る」そう。性格も前向きで、職員には「失敗から学ぶことの方が多い。トラブルは全員で共有し、次にどのようにして生かすかを検討しよう」と呼び掛ける。

おの・たかお。岡山市出身。1973年岡山大学教育学部を卒業し、岡山県庁入り。知事室長、東京事務所長、産業労働部長などを歴任し、2009年4月から11年3月まで公営企業管理者。旅行好きで、各地の寺社巡りを楽しみにしている。長男と長女は独立。岡山市内の自宅で妻と2人暮らし。62歳。

本誌:2011年8.22号 19ページ

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