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データ岡山県下2014年地価公示

「上昇」が68地点に増加 下落率1.3%と下げ止まり傾向強まる

  • 商業地の最高価格地点となった岡山市北区本町2-1周辺

 国土交通省は、2014年の地価公示(1月1日時点)を発表した。岡山県全体の平均変動率(全用途)はマイナス1.3%と22年連続で下落したものの、下落幅は前年のマイナス2.2%から3年連続で縮小。上昇が68地点(前年7地点)、横ばいが50地点(同28地点)と増加しており、下げ止まりの傾向が強まった。

 県内標準値は14市7町(瀬戸内市、新庄村、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町は調査地点なし)の390地点、そのうち継続地点は383地点。市町村別では、変動率が横ばいの早島町を除く20市町で下落となったが、19市町で下落幅が縮小している。

 用途別変動率は、住宅地がマイナス1.3%(同マイナス2.1%)で19年連続の下落。横ばいの早島町を除く市町で下落した。下落幅がもっとも大きかったのは井原市でマイナス3.5%(同マイナス3.5%)だった。商業地はマイナス1.2%(同マイナス2.4%)で23年連続下落。横ばいの岡山市、早島町を除く市町で下落している。下落幅が最大となったのは井原市でマイナス4.0%(同マイナス4.0%)。工業地はマイナス1.5%(同マイナス2.2%)と、6年連続で下落。調査地点のある4市町すべてでマイナスとなっている。

 調査地点の大半が下落した中、上昇は68地点(住宅地48地点、商業地20地点)、横ばいが50地点(住宅地26地点、商業地24地点)。特に、商業地では上昇率の大きい地点が岡山市中心部に固まっており、年間2000万人の集客を見込む大型商業施設「イオンモール岡山」(11月開業予定)の影響とみられている。

 価格水準(1㎡当たり)は平均6万200円。用途別では住宅地4万3700円、商業地10万6900円、工業地2万2900円。高価格の標準地は、住宅地が18年連続で最高価格地点となった「岡山市北区伊島町1-3-42」で14万4000円(ピーク・1991年、32万3000円)。商業地は26年連続で「岡山市北区本町2-1」の99万6000円(同、860万円)だった。

本誌:2014年4.14号 18ページ

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