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ジャーナルスズキ麺工

安全措置徹底した混合設備 今後の開発にノウハウ反映

  • 製造中のプラント用ミキサー

 めん製造機械メーカーの㈱スズキ麺工(浅口市鴨方町本庄509-1、鈴木保夫社長、資本金2000万円)は、このほど、事故回避のための安全措置を徹底的に講じた新型の製めんプラント用ミキサーを製造した。

 異物混入など食の安全を脅かす要因の排除と事故による生産性の低下などを避けようと国内最大手の製麺企業が発注。数カ月の開発期間を経て製造した。

 粉をこねる工程と熟成の工程を行う高さ約4m、幅、奥行き約3m、約5tの装置。緊急停止させるためのセンサーを通常の3~4倍に増やしたほか、自社で展開する製麺工場で製造時や事故の発生率が高いメンテナンス時の人の行動を「慣れ」まで想定して洗い出し、形状やカバー、センサーの位置などに反映させた。

 鈴木社長は「ここまで安全にこだわった機械は国内初。今後も安全面へのニーズは高まるとみており、ノウハウを自社の強みにしていきたい」と話している。

 同社は製麺プラント全般を手掛け、乾めん製造設備では国内シェア約6割のトップ企業。プラント向けのほかに、自家製めんの飲食店向けにプラント用と同口径のロールで高品質のめんを製造する「めん屋の楽麺くんジュニア」シリーズを展開している。

本誌:2012年10.15号 9ページ

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