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ジャーナル公益財団法人福武財団

直島福武美術館財団が2財団吸収し発足 基盤強化し地域貢献推進

  • 福武財団の狙いなどを説明する福武理事長

 (公財)直島福武美術館財団(福武總一郎理事長)は、10月1日、(公財)文化・芸術による福武地域振興財団と(公財)福武学術文化振興財団を吸収合併し、新たに「公益財団法人福武財団」が発足した。

 3つの財団は、ポスト金融資本主義の新しい企業の在り方として、福武理事長が掲げる「公益資本主義」という理念の下で㈱ベネッセホールディングス(岡山市)の株式を保有。その配当で美術館運営などによるアート活動、全国で実施されるアート活動による地域振興支援、瀬戸内海の文化研究活動の支援助成―などを展開している。

 事業の拡大とともにメンテナンスなどにかかる費用も膨らむようになったことから3財団を統合し、一部事業の見直しとともに間接費の削減など効率化を図り、より幅広い地域貢献活動を展開する。また、福原賢一ベネッセHD副社長が副理事長となることで、会社との関係性もより強化した。

 新財団発足にあたり、福武理事長は「直島での活動を通じ、“いいコミュニティーにいなければ幸せになれない”ことを感じた。提供するサービスのお客以外にもベネッセのシンパを作るため、財団が重要な役割を果たすことができれば」と話した。

財団の概要
名称:公益財団法人 福武財団
所在地:香川県香川郡直島町3449-1
設立:2004年2月27日
基本財産:402億900万円
従業員数:110人

本誌:2012年10.15号 10ページ
関連リンク:福武財団

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