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巻頭特集Ⅱ山陽SC開発㈱社長 押川正大 氏

既存施設を補完する店舗構成 来春一番街も改装し魅力アップ

 JR岡山駅西口の新たな“顔”となる商業施設とビジネスホテルの複合施設「岡山駅西口ビル」が完成した。管理運営する山陽SC開発㈱社長の押川正大氏に西館建設の狙いと今後の展開を聞いた。

◆完成した岡山駅西口ビルの満足度は。
 ハード面では、駅西口の顔にふさわしいスタイリッシュな建物に仕上がった。駅ビル内のさんすて岡山西館のテナントについても、家具などを扱う雑貨やユニセックスの衣料といったほぼ思い通りの店舗を導入でき、満足度100%の出来だ。

◆西館の役割。
 駅改札前の南館は、スイーツなどのテイクアウトや土産物などを前面に出した店舗配置とする一方、多層階の西館は落ち着いて買い物ができる立地にある。岡山一番街、さんすて岡山北・南館合計の店舗面積が約1万4000㎡と限られた中で、既存の3商業施設にはない業態の眼鏡や大型家具などのテナントを導入し、足りない部分を補完できた。駅商業施設の魅力アップにつながり、既存施設にも波及効果が期待できる。

◆昨年末に開業したアリオ倉敷・アウトレットモールの影響を受けている。
 既存商業施設で4%程度減収となっている。ただ、アウトレットが好調なときは岡山一番街・さんすて岡山でも県外客が増え、落ち込みは緩やかになっており、大型商業施設の影響だけがマイナス要因とは言えず、直接的な影響は2~3%程度とみている。西館のオープンを機に巻き返したい。

◆岡山駅から目と鼻の先の林原跡地ではイオンモール開業に向けた工事が進む。
 イオンモールの岡山進出は2年後で、具体的なテナントの状況までは伝わってこない。現状では対策の打ちようはないが、進出が決まっている以上は前向きにとらえ、波及効果を期待したい。当社としても来春、一番街を改装しさらなる魅力アップに努めていく。

本誌:2012年10.15号 5ページ

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