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ジャーナル大森食品

天満屋ストアでチシャトウ販売開始 全国展開への足掛かりに

  • 店頭での反応に高まる期待(ハピーズ岡輝店)

 業務用食品卸の大森食品㈱(岡山市北区大内田828-2、岸野章丈社長、資本金5000万円)が、農商工連携の計画認定を受けて栽培、商品化に取り組む機能性野菜「チシャトウ」が、10月1日から、㈱天満屋ストア(岡山市)の各店舗で発売された。

 日本ではなじみの薄いチシャトウはもともと肝機能の改善効果で話題になっていたが、今年春に岡山大学との共同研究で、野菜では初めて花粉症への抗アレルギー作用が確認されたことで注目度が急上昇。テレビでもたびたび取り上げられ、その都度「どこに行けば購入できるのか」という問い合わせが殺到していた。

 九州地区などで産地が拡大(今秋は80~100t収穫予定)し安定供給のめどが立ったことから、同社と長年取引がある天満屋ストアでの販売を決めた。水戻しすれば20倍もの重量になり、色合いも中国産とは似ても似つかぬ鮮やかなグリーンの乾燥品「山くらげちゃん」(15g入り、298円)から店頭に並んでおり、大森食品は下処理済みの冷凍チシャトウも供給していく方針。

 また、チシャトウを使った総菜や、岸野社長の知り合いの業者が試作した「ちしゃとう飴」(100g、200円)も得意先などで販売し、今後の展開の可能性を探る。

 チシャトウと出会い約7年。苦労の末に国内での生産体制を広げ、業務用を中心に流通させてきた同社にとって、一般向けの販売は次の展開に向け大きなステップとなるもの。岸野社長は「ほぼ無農薬で栽培される岡山発のチシャトウへの支持を広げ、全国展開への突破口にしたい」と話し、販促用のポップを自ら作成して持ち込むほど店頭での反応に期待を寄せている。

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