WEB VISION OKAYAMA

連載記事

[健康] 元気がなく精力が減退

Q:最近、常に身体がだるく、元気がでなくて、精力も減退してきました。病院で検査を受けましたが、どこにも異常はありません。

胃腸の働きを整え、腎を養う

A:休養・睡眠をしっかりとってもご質問のような状態が長期間改善しない、いわゆる「慢性疲労症候群」は、他の病気を誘発する要因にもなりますので、早めに手を打ちましょう。

このような症状は、東洋医学では気(身体を動かし養うエネルギー)が足りない「気虚(ききょ)」という状態であると考えます。 その原因は、胃腸の機能の衰えにより食物から得られるエネルギー「地の気」が不足することと、ストレス等により呼吸が浅くなり、空気から得られるエネルギー「天の気」が不足するためだと云われています。 そもそも「元気」とは東洋医学用語で、この「地の気」と「天の気」が合体して生み出される、身体を活性化させるエネルギーのことを指します。 また、精力減退は、腎を働かせるエネルギーが不足した「腎虚」の状態と見なします。 

したがって、深呼吸等で深い呼吸を心がけるとともに、以下の方法で胃腸の働きを整え、腎を養うことが主眼となります。

「ツボ」

足三里(あしさんり):膝の下から指4本分下のすねの外側。押すとズーンと響くところ
           胃腸の働きを高め、整える働きがありま           す。

湧泉(ゆうせん) :足裏、土踏まずの前寄りの真ん中
          その名の通り、気を湧き出させるツボ。

大赫(だいかく) :関元から指1本分下の左右約5mm
          精力増強の特効ツボ。

これらのツボを指圧するとともに、インスタント灸やドライヤーで温めるとさらに効果的。

「関元まさつ」

 右足の付け根に手の平を当て、上下にこするように摩擦し、同様に左足の付け根、次に関元(かんげん)(:ヘソの中心から、指4本分下)に手の平を当て、左右にこするように摩擦する。各部位を30回ずつ、朝晩行うようにしましょう。

食事は、暴飲暴食を避け、食べたくない時には無理して食べないこと。食材としては黒いものやネバネバしたもの(黒ごま・黒豆・長芋等)、朝鮮人参、海老がお勧めです。

オーパス代表取締役
東洋セラピストカレッジ学院長
本間 裕康氏
岡山市北区本町10-22
TEL086-231-9213

本誌:2012年7.2号 21ページ

PAGETOP