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ジャーナル三菱自動車工業水島製作所

病院跡に電池組立工場  6月にもラインを稼働

  • 電池組み立ての拠点となる三菱水島病院跡

三菱自動車工業(株)(東京都、益子修社長)は、倉敷市水島海岸通1-1の水島製作所で電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」に搭載する電池パックの組み立てを開始する。ラインの稼働は6月ごろの予定。

 同社では、昨年3月で閉鎖した近隣の三菱水島病院跡の建物内部を改装し受け皿として整備する方針で、昨年末に着工。アイ・ミーブの主要部品であるリチウムイオン電池を複数たばねパック化し、さらにバッテリートレー、トレーカバー、バッテリークロスメンバーなどを組み合わせて、同車の生産ラインに納入する。

 リチウムイオン電池は、(株)リチウムエナジージャパン(LEJ、京都市)の滋賀事業所(滋賀県草津市)で生産。付随する部品を岡山県の部品メーカーなどから調達し電池と組み合わせてパック化し、水島製作所に納入している。

 最終の組み立て工程を水島製作所に移管することで、物流や作業の効率化を図りコストを削減できる。

 アイ・ミーブは今後国内の一般販売開始、欧州向け輸出、PSAプジョー・シトロエン社向け供給など増産体制が本格化。生産台数は2010年度8500台、12年度3万台以上を見込んでいる。

 LEJは、07年12月に(株)ジーエス・ユアサ・パワーサプライ、(株)三菱商事、三菱自工の3社の共同出資で設立。昨年秋に電気自動車用の大容量リチウムイオン電池の生産を開始した。

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