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ジャーナルザイン

「農」取り入れたコンサル展開 共同作業で統率力、意思疎通能力養う

  • 力を合わせてそば打ちに挑戦

 企業コンサルティングの(株)ザイン(加賀郡吉備中央町吉川5642、手銭克巳社長、資本金1000万円)は、このほど、農業体験を組み込んだコンサルティング業務を開始した。

 「サークルファーム樫の木」として展開しているアグリ事業を応用。農業体験とコンサルティングの組み合わせは全国でも珍しい試みで、リーダーシップやコミュニケーション能力の向上など人材育成への相乗効果を見込む。

 1月16日には、そば打ち体験を組み込んだセミナー「モチベーション&コミュニケーション講座」を実施。心理学と脳の機能研究を基に開発されたNLP(神経言語プログラム)を活用したモチベーション向上法や、目標達成までのイメージトレーニングなどを実習した。そば打ち体験では、ファーム内で生産したそば粉を使い、面識の少ない参加者同士がグループに分かれて一定時間内での製麺に挑戦。初めての経験に戸惑いながらも、マニュアルを参考に力を合わせて作業した。

 参加者は「自然に囲まれて、通常とは違う気分で楽しい。社員や家族にも体験させたい」と満足した様子。手銭社長は「農業体験やツリーイング(ロープを使った木登り)を取り入れることで、仲間意識が強まり、自由な意見が出やすくなるなどのメリットがある」と話す。毎月開催し、内容の充実を図る。参加費は2000円。

 同社は、2007年5月にアグリ事業を始めるために、岡山市北区芳賀のインキュベーション施設ORICから本社を移転。古民家をセミナーハウスに改装。所有する農地(田んぼ7反、畑5反)、山林を活用し、あいがも農法での米作りのほか、各種野菜、キノコ類の生産などアグリ事業をスタート。4月から、米や野菜の販売のほか、コンサルタント先の従業員や家族、近隣の子どもを対象とした野外体験活動受け入れなどを本格始動する計画。

 問い合わせは同社(電話0866-56-7811)へ。

本誌:2010年2.1号 7ページ

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