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話題焼きたてパン工房Lassen(ラッセン)

チシャトウとパンがコラボ 「安心・安全+健康」の商品販売

  • チシャトウ入りパンコーナー

 焼きたてパン工房Lassen(ラッセン、岡山市北区伊島北町3-7)が、中国ではポピュラーな野菜で、肝機能の改善効果で注目される「チシャトウ」を使ったオリジナルのパンを発売し話題になっている。

 6月にテクノサポート岡山で開催された「農商工連携セミナー」がきっかけ。チシャトウの冷凍加工事業で農商工連携の計画認定を受けた大森食品㈱(岡山市)の岸野章丈社長の説明に、父親を肝臓がんで亡くし、「安心・安全だけでなく、健康を加えた商品を作りたい」と模索していた福島健代表は衝撃を受けたという。

 すぐに取引先の金融機関を通じて岸野社長と連絡を取り、大森食品の展示会に参加。試食を通じて商品化に自信を深め、岸野社長が生産したチシャトウを使い乱切りにした茎を具材に使った豚まん(180円)、冷凍加工には使わず廃棄していた葉をペースト状にして生地に練り込んだ食パン(2枚入り90円)とプリプリえびカツバーガー(315円)を9月上旬から順次発売した。

 豚まんでは、チシャトウのシャキシャキ感を楽しんでもらおうと、口の中でかむ回数が増えるよう、もちもちとした皮を採用するまで50回以上の試行錯誤を重ね「ようやくパーフェクトなものができた」(福島代表)と言う。現在は岸野社長の写真入りポップも用意して販売を本格化させており、チシャトウのことを知らないお客には、中国人留学生の店員が説明役として対応している。

 総菜系だけでなくチシャトウを使った菓子パンなど、10アイテムほどのコーナーにしていく方針。福島代表は「コスト的には厳しいが、お客さんに健康になってもらうのが一番。地元産食材のチシャトウに関する情報発信の役目を担いたい」と張り切っている。

本誌:2010年11.15号 8ページ

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