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企業・事業紹介瀬戸内国際芸術祭2016「夏」

犬島パフォーミングアーツ  4つのプロジェクトを展開

  • Photp:Koji Tsujimura

 現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」の夏会期が、7月18日に開幕する。会期は9月4日までの49日間。夏休みと重なる夏会期では多数の若者たちの来場が見込まれ、各会場で多彩な作品展示とイベントが盛大に展開される。岡山市の犬島では、島の本来的な姿を掘り起こしパフォーマンス公演とする4つのプロジェクトが揃い、「犬島パフォーミングアーツプログラム」として展開される。

 ○MuDA「MuDA鉄」(7月29、30、31日、会場:犬島精錬所美術館)

 ハイパーパフォーマンスグループ「MuDA」による新作野外公演。「鉄」をテーマに、銅製錬の痕跡、鉄、ガラスなどが広がり固まった黒い大地の上に、他者や物体、大地などと身体を激しく衝突させる独自の衝突運動、負荷転換行為を軸に、犬島の自然環境や鉄物質、多様なメディアを使い展開する。

 ○Nibroll「世界は縮んでしまってある事実だけが残る」(8月10~13日、会場:犬島精錬所美術館ほか)

 振付師の矢内原美邦を中心に、様々なアーティストとともに身体表現の可能性を追求し、国内外で公演を行うダンスカンパニー。かつての犬島における繁栄の象徴である犬島製錬所の発電所跡を舞台に、身体を通して犬島の過去・未来、そして新しい世界の形を探求する。

 ○内橋和久「犬島サウンドプロジェクトInuto Imago」(8月22日~9月4日、会場:犬島)

 内橋和久プロデュースの特設ライブハウス「Inuto Imago」が期間限定で誕生。毎夜開催されるライブでは、内橋とインドネシアからやってくる音楽家たちが、ここでしか体験できない音の世界を展開する。期間中、音楽ワークショップや島のうたを再構築するプロジェクトも進行する。

 ○ダミアン・ジャレ、名和晃平「VESSEL」(10月15日、会場:犬島各所)

 彫刻家、名和晃平と振付家、ダミアン・ジャレによる新作コンテンポラリーダンス。“ヘッドレス”と呼ばれる特徴的なポーズを取り入れ、身体と彫刻、インスタレーションと音楽が一体となり、繰り広げられるパフォーマンスアート。

 各プロジェクトの詳細とチケット販売については各カンパニーのウェブサイトへ。

 また、9月3日には、今回の芸術祭を含む犬島で行われた歴代の公演出演者と各分野の専門家を招き「犬島ミーティング」を開催する。パフォーミングアーツプログラム実施と地域活性化との関係、犬島の将来につながる有用性を探るのが狙い。詳細は決まり次第ホームページ(http://benesse-artsite.jp/inujima-pap.html)で告知される。

本誌:2016年7.11号 17ページ

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