WEB VISION OKAYAMA

ニューフェイス全日本空輸(株)岡山支店長 吉岡保之氏

要望実現へパイプ役に徹す 地域を知りチャンス創出へ

 「岡山―東京間の移動は、航空会社同士だけでなくJRを含め競合が激しい。その中で全体の流動性を高め地域の発展に貢献したい」―。3月1日付で就任した。岡山は初の任地でゆかりもないが、大橋洋治会長ら歴代社長の出身地だけに「見えない重圧がある」と気を引き締める。岡山の印象は「県外ナンバーの車両が多く、交通の要衝であることを実感した」と言う。

 岡山空港定期路線としては現在東京線(1日5往復)のみ。需要拡大へ「機材サイズ、運航時間などニーズに合ったものを実現できるかが重要。パイプ役として地域の要望をくみ上げたい」。さらに「料金体系など“乗る気にさせる”施策も必要」とも。岡山-札幌線は、夏場(6~9月)のみの季節運航となったが「定期路線として再開させるためにも、実績を残さなくては」と力を込める。

 地方都市勤務は4拠点目。「まずは、地域の産物や産業、伝統などその土地を知ることが1番。地域のイベント、収穫期の後は我々にとってビジネスチャンスが生まれやすい」ときっぱり。職員には「顧客相手の仕事だとスピードを求められ、まず行動することを意識してほしい」と言い、自身もトップセールスに奔走する。

 よしおか・やすゆき。東京都出身。昭和50年慶應義塾大学経済学部を卒業し入社。鹿児島支店マネージャー、長崎支店長などを歴任。前職はANAテレマート(株)取締役国内営業部長。趣味はゴルフ。東京都の自宅に妻を残し、岡山市内で単身生活。子どもは2男。56歳。

本誌:2009年4.6号 17ページ

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