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データ岡山財務事務所・県下企業の景況感

「下降」超幅は過去最大 中小企業は赤字に転落

 中国財務局岡山財務事務所(安井正人所長)は、このほど、平成21年1~3月期法人企業景気予測調査をまとめた。現状の景況判断(BSI)では「上昇」と回答した企業がわずか3.0%に対し、「下降」が59.3%で-56.3ポイントと、前期(20年10~12月期、-24.1ポイント)から大幅に悪化、昭和58年5月の調査開始以降(前回調査を含む)で最悪となった。

 現状判断を業種別に見ると、製造業は-80.0ポイント(前期-42.0ポイント)、非製造業では-46.2ポイント(同-16.4ポイント)と、いずれも下降超幅が拡大。規模別では、資本金10億円以上の大企業、同10億円未満の中小企業、中堅企業はいずれも下降超となった。

 20年度の企業収益では、売上高は全体で前年度比6.3%減収の見込み。食料品製造などで増収となるものの、電気機械・輸送用機械製造、建設、小売りで減収予想となっている。経常利益では同26.4%減益の見通し。規模別に見ると、大企業と中堅企業が減益見込みで、中小企業については全体で赤字に転じる見込みと、厳しさが一段と増した結果となった。

 同年度の設備投資計画は、前年度比6.0%減の予想。一部の大手企業で多店舗出店や大型投資があった飲食・宿泊、情報通信は増加する見通しの半面、化学や電気機械製などで先送りといった動きが見られトータルでマイナス見込みとなった。

 同調査は、原則県下に本社を置く資本金1000万円以上の企業172社を対象に2月25日時点で実施。回収率は97.1%だった。

本誌:2009年4.6号 16ページ

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