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データ岡山県下平成21年地価公示

全用途が17年連続で下落 下落幅は7年ぶりに拡大

  • 最高価格標準地(商業地)のJR岡山駅前、近畿日本ツーリスト岡山支店付近

 国土交通省は、このほど、平成21年の地価公示(1月1日時点)を発表した。岡山県全体の全用途の平均変動率はマイナス1.6%と17年連続の下落。下落幅は7年ぶりに拡大し(前年マイナス0.6%)、前年までの地価の回復傾向がマイナスへと転じた。

 県内標準地は15市7町の435地点(同446地点)。

 用途別では、住宅地がマイナス1.4%(同マイナス0.6%)で14年連続の下落し、7年ぶりに下落幅が拡大。商業地はマイナス1.8%(同マイナス0.2%)で18年連続して下落、7年ぶりに下落幅が拡大した。準工業地はマイナス1.4%(同マイナス0.4%)で17年連続の下落。昨年15年ぶりに上昇(同0.4%)した工業地もマイナス1.6%とすべての用途で下落した。

 市町村別では、岡山市が全用途でマイナス0.9%と3年ぶりに下落(同0.8%)。倉敷市はマイナス2.0%(同マイナス1.1%)と14年連続で下落するなどすべての市町で下落。岡山市、倉敷市などほとんどの市町で下落幅が拡大した。

 変動率は、平成17年以来4年ぶりに上昇地点がなくなり、住宅地27地点、商業地10地点が横ばいだった以外は全て下落。「岡山市本町2-1」が7.0%から横ばいに転じるなど、前年に上昇率の大きかった地点ほど下落幅が大きくなる傾向がみられる。下落率の大きい標準地は、住宅地で赤磐市桜が丘東6-6-134がマイナス6.0%と最も大きく、次いで加賀郡吉備中央町吉川字長坂7522-66がマイナス5.6%と続く。商業地では、倉敷市阿知2-5-22がマイナス5.3%と最も大きく、次いで和気郡和気町福富字上原607-5と苫田郡鏡野町寺元字段367-6外が共にマイナス5.1%と続いている。

 価格水準(1平方メートル当たり)は平均6万6600円で、用途別では住宅地5万2400円、宅地見込地1万8600円、商業地12万8400円、準工業地6万7200円、工業地2万3200円、市街化調整区域内宅地2万6800円。高価格の標準地は、住宅地が14万6000円で「岡山市北区伊島町1-3-42」(ピークは平成3年の32万3000円)と「岡山市北区津島新野1-8-2-2」(同じく平成5年の27万8000円)。商業地は21年連続で「岡山市北区本町2-1」の119万円が最高(同じく平成3年の860万円)だった。

本誌:2009年4.6号 18ページ

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