WEB VISION OKAYAMA

連載記事

活味総楽はし本 店主 橋本 大介氏

  • 前菜から季節感たっぷり。秋はクリの甘露煮や柿に見立てた黄身の味噌漬け(上)、初春には菜の花のカラスミ和えなどが並ぶ

手間惜しまず和の技駆使 季節感たっぷりの美食

 「和の丁寧な仕事で素材の持ち味を最大限引き出した料理を、家族から接待、宴席のお客様まで、幅広く楽しんでほしい」と2013年に開店。1週間で入れ替わる旬の高級料理を中心にリーズナブルなランチ、セットメニューまで幅広く用意し、お品書きの料理数は50種類以上にも及ぶ。

 手間がかかる昔ながらの技法が廃れゆく中「大変な分味がよくなる」と手を抜かない橋本さん。先輩料理人から「懐かしい仕事をしている」と感心されることもしばしば。刺し身1つとっても、うまみのもととなるアミノ酸を増やすため魚種によって低温で熟成させたり、舌にほとんど感じない程度の酢と砂糖でしめるなどこだわりは尽きない。「見た目の演出も和食の魅力」と、盛り付けの美しさだけでなく秋は黄身の味噌漬けで柿を表現し、初春は緑の菜の花に黄色いカラスミをまぶすなど季節感も楽しませてくれる。

 食材は全国のうまいものを仕入れながら、川ガニ蒸し、スッポン鍋など地元ならではの食材を使った料理も豊富。客の要望にこたえ、誕生日ケーキ風のちらし寿司も作る。悩みを聞くと「看板料理がないこと。どの料理も評判がよくて」と笑顔で話してくれた。

住所/総社市中央1-21-107
営業時間/午前11時~午後2時 午後5時~10時
水曜定休
料理/ランチ1000円~、膳1600円~、食事・酒予算4000円程度
TEL.0866-93-7755

本誌:2017年4.3号 23ページ

PAGETOP