WEB VISION OKAYAMA

連載記事

[健康] 眠気

Q. 昼食の後眠くなり、仕事が手につきません。眠くならない方法はありますか。

消化で不足する気を養うツボ

A. 「春眠暁をおぼえず」の春に限らず、年中、特に昼食後に強い眠気に襲われて困っている人が多く見られます。原因として食後は副交感神経が優位になること、血糖値が上昇することなどが挙げられますが、午後2時前後は体内時計の働きで特に眠くなる傾向があるようです。ただしあまりにも強い眠気や仕事の途中でも突然眠ってしまうなどの症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシー、糖尿病などの病気が潜んでいる可能性があるので、病院で検査を受けたほうがよいでしょう。

 東洋医学では、食後に眠たくなる人は、「気(エネルギー)」が不足している「気虚」の状態であると考えます。食後は「脾・胃(消化器系)」の働きを支えるために「気」を消費するため、脳のエネルギーが不足し眠たくなってしまうのです。そこで「気」を養うツボとともに、対症療法的に眠気覚ましのツボも併せて紹介します。

「気を養うツボ」

●足三里(あしさんり):膝の下から指4本分下のすねの外側。押すとズーンと響くところ。

●中・(月偏に完)(ちゅうかん):へそとみぞおちを結んだ線の真ん中。

「眠気覚ましのツボ」

●足臨泣(あしりんきゅう):足の甲、小指と薬指の骨の付け根の交点。

●中衝(ちゅうしょう):手の中指の爪の生え際、人差し指側角から約2㎜

気を養うツボは普段から、眠気覚ましのツボは眠気で困った時に刺激しましょう。コーヒーなどのカフェイン飲料は眠気覚ましに有効ですが、摂りすぎは胃腸を荒らし逆効果。普段は「脾・胃」の働きを高めるハト麦茶がお勧めです。昼食は胃腸に負担をかけないめん類などがよいでしょう。

Opas(オーパス)代表取締役
東洋セラピストカレッジ学院長
本間裕康氏
岡山市北区本町10-22
TEL086-231-9213

本誌:2017年4.3号 21ページ

PAGETOP