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ジャーナル岡山県下2017年地価公示

商業地26年ぶり下げ止まり イオン周辺の上昇寄与

 国土交通省は、2017年の地価公示(1月1日時点)を発表した。岡山県全体の平均変動率(全用途)はマイナス0.5%と25年連続で下落したものの、下落幅は前年に比べ2ポイント改善し6年連続の縮小。商業地の平均変動率が26年ぶりに下落から脱し、上昇地点(全用途)も131地点と前年から19地点増加するなど下げ止まり傾向がますます強まっている。

 県内標準地は14市7町(瀬戸内市、新庄村、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町は調査地点なし)の401地点でこのうち継続地点は391地点。市町村別の平均変動率では、岡山市と早島町を除く19市町で下落。このうち14市町で下落幅が縮小した。

 用途別では住宅地がマイナス0.7%と下落幅が前年から2ポイント縮小。商業地は横ばいとなった。工業地はマイナス0.8%で前年から0.1ポイント縮小した。住宅地、商業地ともに上昇したのは岡山市と早島町。商業地ではイオンモール岡山周辺の上昇が顕著だった岡山市が1.6%上昇した。一方住宅地、商業地ともに下落率が大きかったのは備前市だった。

 地点別に見ると、上昇地点は住宅地で82カ所、商業地で48カ所、工業地で1カ所。上昇率が最も大きかったのは県庁通り沿いの錦ビル(商業地、岡山市北区錦町8-24)で7.5%(前年4.6%)、次点が桃太郎大通り沿いのK&Kビル(商業地、同区本町2-1)で6.1%(同6.5%)。価格ではK&Kビルの122万円(前年115万円)が29年連続でトップ。

本誌:2017年4.3号 14ページ

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