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[オフィス] ヤフーショッピングが全面改装

Q ヤフーショッピングがリニューアルするという話を聞きましたが、どのような影響が出そうですか。

 進化続けるネットショップ

A ショッピングモールに出店しBtoCと言われる個人向けの商品をネットで販売する場合、まず思い浮かぶのは楽天かヤフーだろう。数年前までは楽天の一人勝ちで現在でもまだまだトップを走っているが、ヤフーも相当追い上げている。システムは、楽天に一日の長があり、楽天の方がかなり進んでいる。

 その中で、ヤフーショッピングが今秋に全面リニューアルを予定している。今までに比べ使い勝手が向上し、楽天との差をかなり縮めるだろうと見られている。どちらも割安な出店しやすいプランが用意されており、以前に比べると費用面でのハードルは低くなっている。

 モールに出店するメリットは、まず集客力があること。次に、オールインワンですぐに商売を始められること。そして、売上高アップのノウハウが吸収しやすいことだ。デメリットは運営コストがかかることだ。買い物慣れしている客も多く、素早い対応を要求されること。そして、競合が多く容易に他社と比較されてしまうことが上げられる。

 以前はモール派と自社でネットショップを開設する独自派に分かれていたが、最近はモール派も独自ショップを開設し、独自派もモールに出店するという販売チャンネルの複合化が増えてきた。時々耳にするのが、独自派で最近売り上げが落ちてきたという話だ。モールの場合、次々に新しい広告やサービスが開発されるので、ネットショップ運営は常に進化している。進化しないショップは淘汰される。

 当社でも1年前と同じ商品を同じ価格で同じ売り方で販売したら、さっぱり売れないという経験をした。モール内での変化の速さを痛感した。ヒット商品が出て売り上げランキングに掲載され喜んでいると、翌年には同じ商品を多くの競合店が販売しているという具合だ。

 独自ショップの場合、良くも悪くも自分のペースで運営できるゆえに、気をつけていないと新しいやり方から取り残され時代遅れになってしまう。ネットショップ運営でも常にカイゼンは求められるが、努力を続ける者にとってネットショップはまだまだ可能性がある。ヤフーストア店舗にとって一時的に負担を強いられる今回のリニューアルだが、売上高アップにつながるのではという期待も大きい。


(株)サイトウジムキ社長
斎藤謙次氏
倉敷市児島駅前1-22-3
TEL086-474-2700

本誌:2007年9.24号 25ページ

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