WEB VISION OKAYAMA

ジャーナル岡山版SNS「スタンダード」

異業種交流の場を提供 公共性高い情報媒体に

  • ムラカミヨシコ氏

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の岡山版「スタンダード」が、開設から1年を経過した。会員制コミュニティサイトとして、現在約1800人がブログのやりとりや月1回程度の「オフ会」など異業種交流・情報交換の場として活用。今後は県下自治体との連携で公共性を高め、さらなる認知度向上と新たなビジネスモデル構築を目指している。

 スタンダードは、インターネット上で共通の話題やテーマについて自由に情報交換してもらおうと、昨年8月に開設。参加者はブログで自己紹介したり、実際に集まって親ぼくを深める「オフ会」に参加。映画や育児に関する話題で盛り上がったり、異業種の参加者と知り合うことで、新規取引先の開拓など営業ツールとしての一面もある。

 参加者の多くは、20代後半から40代前半の男女。サイトを管理・運営する(株)スタンダード(岡山市)のムラカミヨシコ社長は「ネット上の井戸端会議として、男女比もほぼ半々とバランスが取れている。参加者のマナーも良い」と話す。

 運営会社の課題は、参加者の増加と収益基盤の拡大。地域限定型のSNS参加者は大体1000人前後だが、自治体が運営するケースがほとんど。民間企業の場合、運営費用は広告収入や物品などの販売収入でまかなわなければならず、参加者が多いほど宣伝効果が高まるため、「最低1万人の参加」(ムラカミ社長)を目指している。

 また、8月からネットショップを開設。参加者のネットワークを通じて百貨店やスーパーで販売していない“幻”の商品を中心に取り扱い、他社との差別化を図る方針。県内の自治体や商工団体、NPO法人とのタイアップで各種情報も掲載し、公共性の高いサイトとして認知度を高めていく。

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