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ジャーナルデイサービスMaCO

地域の福祉村開設へ始動 「山の中の分校」イメージ

  • 中川浩彰氏

 デイサービスなどの(株)MaCO(瀬戸内市邑久町豊安149、中川浩彰社長、資本金1000万円)は、このほど、新本社兼サービス拠点の建設に着手した。“自宅のままの暮らし”のコンセプトはそのままで、施設規模を約2.5倍に拡大。将来的には地域コミュニティーと一体化した福祉村「まごのて村」の実現を目指す。

 建設場所は、県道西大寺―備前線沿いの瀬戸内市邑久町箕輪651-1他。敷地面積は2211平方メートルで、建物は木造平屋(約200平方メートル)の規模。デイサービス、ケアプラン作成などサービス内容は現在と同じで、施設規模は大幅拡大。「建物のコンセプトは“山の中の分校”。お年寄りが育った昔の環境をイメージしてもらおうと、フローリングの床など民家の良さを残した」(中川社長)と言い、グループ分けにより少人数制のきめ細かいサービスを提供する。事業費は5000万円。

 農地転用許可を受け既に造成工事に着手しており、オープンは来年3月の予定。スタッフ15人で年間売上高7000万円を見込む。施工は(株)荒木組(岡山市)。

 同社は、民家を使ったユニークなデイサービス施設「まごのて」を平成15年3月開設。多様化するニーズへの対応やスタッフ教育などの面を考慮し、施設の移転拡充を計画。当初はグループホーム事業の展開も視野に入れていたが、18年4月の介護保険法改正でグループホームなどの開業に「総量規制」が適用されたため、既存事業の拡充に軌道修正。3年後をめどに別棟の高齢者向け賃貸住宅、カフェなどを併設した「まごのて村」の実現を目指すことにした。

 中川社長は「住宅やカフェなど地域コミュニティーの中に介護施設もある、というのがまごのて村のイメージ。小豆島の二十四の瞳の舞台をイメージさせるような、ノスタルジックな施設にしたい」と張り切っている。

本誌:2007年9.24号 8ページ

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