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レストラン エルグレコ 店主 小椋大輔氏 カフェから本格洋食店へ 定番メニューの味で勝負

  • ビーフカツレツのデミグラスソース

 先代から伝わる看板料理「チキンのクリームソース煮」をはじめ、本格的な洋食が楽しめるエルグレコ。2代目店主の小椋さんは、「華やかでなくても長く愛される定番の洋食を究めたい」と言い切る。

 1981年にカフェとして開業し長年大学生でにぎわったが、フレンチの修業を経て店を継いだ2000年代初頭に環境が一変。学食やコンビニ弁当との競合が激化し、「地域の人にも利用される店でなければ生き残れない」と、根強いファンがいた数品の料理を核に洋食店の道を歩み始めた。吟味した食材を使い、手間を惜しまず丁寧に仕上げながら庶民的な価格を維持。当初イタリアンなど流行の料理も加えたが、よく出たのは看板メニューやハンバーグなどの定番料理。「今にして思えば押し付けだったメニューは続かなかった」と、料理はあくまで味にこだわり盛り付けの工夫で若者に親しみやすく提供する今のスタイルに落ち着いた。

 現在の一押しは新メニューの「ビーフカツレツのデミグラスソース」。1年をかけ探し当てたオーストラリア産大麦牛をミディアムに仕上げたカツレツは驚くほどに柔らかく、赤身のうまみが口の中で爆発し、豊潤なデミグラスソースとの相性もばっちり。「愛される料理を増やし、本当の老舗洋食店にしていきたい」と張り切っている。


住所/岡山市北区学南町2-5-14
営業時間/午前11時半~午後3時半 午後5時半~午後11時 (土・日曜、祝日午前11時~午後11時)
料理/ランチ・ディナー900~1000円程度
TEL.086-253-1771

本誌:2016年秋季特別号 23ページ

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