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岡山空港国際線ターミナル

 7月に岡山と台湾の間に待望のLCC(格安航空)直行便が開設されました。8月末に長年の親の介護が終わったのを機に、9月になって早々、このLCC、タイガーエアーに搭乗し台北に3泊してみました。

 出発予定の3日前にタイガーエアーのホームページから予約をしたのですが、片道1万円ちょっとの席が取れました。搭乗機内は往復とも満席でさい先よい出発です。地元岡山から気軽に海外へ飛ぶことができるのは本当にありがたいことで、路線開設に尽力された知事はじめ関係の皆様には謝意を表します。

 それにしても岡山空港の国際線ターミナルは何とかならないものでしょうか?小さな空港なので関空などに比べチェックインが手早くできるのかというと正反対。少ない数の国際線発着のために多くの人員を配置するわけにいかないのでしょう。セキュリティ・チェックを通り抜けるのに相当時間がかかります。

 帰国時の税関チェックも時間がかかります。税関職員は閑を持て余していて私のような軽装個人旅行者には特に執拗にあれこれ聞いてきます。税関への申告は申告書を提出する方式を義務づけているくせに、申告書に記載した項目についていちいち口頭でも質問を繰り返してくる意味が分かりません。「荷物はこれだけですか? 別送品はありませんか?」、「職業は?」、「酒、たばこは持っていませんか?」。

 きげんよく帰国しても税関職員のしつこい質問にだんだんいらだってきます。「申告書に書いた通りです」、「さあ、観光旅行とも仕事ともはっきりしませんが……」、「強いていえば取材です」。「何を取材したのですか?」、「 そんなことあなたに説明する必要ありますか?」

 これだけでも10分ぐらい経過した感じがするのですが、いっぱい質問したあげくに「ちょっとリュックを開けてもらってもいいですか?」ときます。疑ってかかっているのなら最初からすべての手荷物を開けさせて調べれば済むことなのに……「神戸税関長に訴えてやる!」いつも最後はこの言葉で終わります。

 過去にも高松空港で毎度毎度バトルを繰り返していたら最近ではかなりスムーズに通してくれるようになりました。そのうち岡山空港税関でも「あのおっさんにはかかわるな」という日がくるのでしょうか。

本誌:2016年秋季特別号 15ページ

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