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話題岡山県プロフェッショナル人材戦略拠点

初のリモート式プレゼン 9社がアピールし効果実感

  • オンラインでアピール

 企業と人材のマッチングをサポートし、「攻めの経営」への転換を後押しする岡山県プロフェッショナル人材戦略拠点は、9月9日、求人企業による人材紹介会社向けプレゼンテーションを初めてリモート方式で実施した。

 新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、岡山発で全国に拡大しているプレゼンを4月以降見合わせていたが、関係者の要望もあり、テクノサポート岡山と人材紹介会社22社をオンラインで結んで開催した。求人企業9社が参加し、事業内容や求める人物像などについて説明し、人材紹介会社から具体的なスキルなどに関する質問が寄せられた。

 トップの補佐役を担える人材らを求めて初めて参加したトヨタホーム岡山㈱(岡山市)の長﨑博之常務は「全国の人材紹介会社へ発信できたのはよかった。経済の変化のスピードは速く、業界経験は問わず、人を動かし、組織をまとめる力のある人材を募りたい」。

 また、税理士法人としては初参加となる石井経営グループ(同)の石井栄一代表は「顧問先の課題解決ニーズに対し人材育成が追いついておらず、M&Aや事業承継など専門分野の経験者の採用につながれば」と20社を超える人材紹介会社のネットワークによるマッチングに期待していた。

 同拠点は地方創生戦略の一環で2015年11月に開設され、同拠点が中堅・中小企業の求人ニーズを掘り起こし、人材紹介会社がI・J・Uターンを希望する都市部のプロフェッショナル人材を発掘し、同拠点と連携してマッチングにあたるスキーム。今年3月末までで取次件数1533人、マッチング成立が247人(実務経験5年以上のエキスパート人材を含む)に上っている。リモート方式のマッチングは今後月1回のペースで継続する予定。

 コロナ禍で企業の採用戦略は不透明感が高まっているが、経済の停滞は優秀な人材採用のチャンスでもある。青井賢平戦略マネージャーは「金融機関などと連携し、人材を求める企業の発掘に引き続き努めていく」と話している。

本誌:2020年秋季特別号 10ページ

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