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ジャーナル吉相社長 藤原清隆氏

「挑戦」モットーに事業拡大 20周年で2000人招き感謝祭

  • 藤原清隆社長

 墓石販売の㈱吉相(笠岡市)が設立20周年を迎え、3月6日には顧客2000人を招待し、福山市内で感謝祭を開いた。建築業界から転身し、「挑戦」をモットーに一代で事業を拡大してきた藤原清隆社長(68)に、これまでの歩みと今後の方針について聞いた。

―墓石業界に参入した経緯は。

 自宅近くの石材店から「今まで卸をやってきたが小売りも手掛けたいので誰か任せられる人がいないか」という話があり、当時手掛けていた建築関係の仕事がバブル以降低迷していたこともあり自分がやってみることにした。顧客との交渉、施工や図面にも経験が生かせたため自分には「簡単」に思えた。この会社に3年ほど勤め、その後卸の会社でも経験を積み独立した。

―実際に事業を立ち上げてどうだったのか。

 とにかく営業には自信があったので不安はなく、年商はどんどん伸びたが、10年ぐらい経過すると足踏み状態になった。規模が大きくなるとどうしても目に見えない経費が増え、従業員皆が自分と同じようにやれるわけでもない。人材教育に力を入れ、足踏み状態から脱却するのが一番の課題になっている。

―教育のポイント。

 墓石の営業は、生前の人間関係づくりが何より重要。初めて会った人といきなり商談するのではなく、まずは世間話などを通じ相手の心を開き、信頼感を勝ち取らなければならない。なかなか成績の上がらない人には私が直接同行し、改善点のアドバイスや手本を示す取り組みも始めている。いろんなタイプの人がいるが、「とにかく挑戦してみる」という姿勢の前向きな人は成長しやすい。

―感謝祭では歌手の福田こうへいを招きコンサートを開いた。

 20年間で1万人を超える人と取引していただき事業を続けることができた。開業前から「事業が成功すれば節目にはできるだけ多くの人に感謝を伝えるため思い切ったことをやろう」と考え、毎月資金を貯めてきた。感謝の気持ちとともに、コンサートを開けたことに私自身が感激している。

株式会社吉相概要
代表:藤原清隆
住所:笠岡市甲弩1839
設立:1998年3月
資本金:1000万円
従業員数:58人
事業内容:墓石販売、ペット墓、イムス、マンション、飲食

本誌:2018年3.19号 29ページ

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