WEB VISION OKAYAMA

ジャーナル岡山商工会議所国際委員会

アジア進出セミナー開催 中小こそアセアン目指せ

  • 海外展開の重要性を説く大久保氏

 岡山商工会議所国際委員会(高谷昌宏委員長)は、2月10日、岡山市北区厚生町3-1-15の同会議所で「アジア進出セミナー」を開いた。

 講師を務めたNPO法人元気な日本をつくる会理事長で、アジア進出のコンサルティングや企業マッチングで活躍する大久保秀夫氏は、日本の輸出依存度は2008年で17.4%と韓国の3分の1以下で「国内人口が減少する日本の中小企業が生き残るためには、好むと好まざるとにかかわらず海外へ行くしかない」と指摘。

 進出先には「中国やインドでは中小企業に勝ち目はない」とアセアンを推薦し、中でも人件費や税金、外資法人設立に伴う規制などを考えると「製造業なら若者が多く親日的なカンボジアやベトナム、中国やタイはモノを売るマーケット」と、目的により進出先を選ぶ重要性を説いた。

 また、海外展開する場合のポイントとして、日本への国費留学生を採用して自社のノウハウを教え、日本人従業員とともに現地で準備するとともに、大久保氏らの働き掛けで予算化された事業実施可能性調査の助成制度などを活用し、徹底した事前調査を行うことで「リスクは軽減できる」と述べた。

 同セミナーは、同会議所国際委員会が海外進出の重要性について理解を深めようと企画。関係者約60人が参加し、大久保氏の解説に耳を傾けた。

本誌:2012年2.27号 14ページ

PAGETOP